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友だちになれる条件

大人になると大体の事が簡単に出来る様になったのに、友達を作るという事に関しては難しくなったと思いませんか?

子供の頃は数回話しをしたただけで「○○君、友達やで!」とすぐ友達になれたのに、年を重ねる程に出会った人との思考の読み合いに疲弊してしまって私にとって困難になりました。

しかし、犬先生さんの記事「大人でも友達はできる!」を読んで、なるほどなるほど…と思いました。

犬先生さんは、過去の友人であっても違和感を持つものとは距離を置き、新たにセカンドキャリア塾で仲間を見つけ、そのコミュニティを自分からどんどん拡大させているそうです。

大人になっても友達はできる、結局は心の持ち方次第ですよね。

友だちになれる条件

そして、私は最近見たテレビ番組の内容を思い出しました。

とある番組で、俳優の野村周平さんが「友だちになれる条件」について周りのゲストに聞くという場面がありました。

私も「友達の線引き難しいな…」と思いながら番組を見ていたのですが、その質問に対して回答した宇宙飛行士の野口聡一さんの言葉です。

(野村さんは)30歳くらいですよね?「友だち」っていう言葉に対する期待値が高いんだと思うんですよ。

僕たちアラフィフ、アラ還だと、「友だち」って言わなくても人間関係として成り立っていればそれでいいと思えるんだけど、(若い世代の人は)「友だち」っていう線を越えないと内輪話ができないとか、信頼できないとか、本当に中に入れられないっていう線があるんじゃないかな。

例えば宇宙に行くってなると、やっぱりちゃんと信頼してないと宇宙に行けないんだけど、すごくイヤな言い方すると、3年間うまくやっていける関係ならいいわけですよね。始まってから宇宙行って帰ってくるの3年くらいなので。すごく深く、一生の友だちになれないけど「3年くらい、うまくやれそうだな」って思えたら、それでいいんですよ。

一方で「ずっとやっていけるかも」っていう人もいるわけですよね。でもそれは、これから3年宇宙に行くっていう関係としてはダメなんですよね。

浅いなら浅いで「使いよう」って、すごくイヤな言い方だけど、意味があって。フットボールアワーの2人も、親友であり、商売仲間であり。

仲が悪い”振り”もあり、それでもかけがえのない絆じゃないですか。

そういうのがありになってくる、っていうことなんですよ。若いうちはそれが、友だちか恋人か奥さん、旦那さんしかないんじゃないかな?

引用:フジテレビュー

厳しい選抜試験を経て宇宙飛行士になる様な方々なので、人間的にも素晴らしい方で人の好き嫌いなんてないんだろうな…と思っていましたが、やはり人としての合うあわないがあり、ミッションの間だけ上手く関係を構築できれば良いと考えているんですね。

私にとって友達と呼べる人の数は両手で数える程だったのですが、野口さんのお話を伺ってからは、ちょっと話をしただけでも勝手に友達と思ってもいいんじゃないかと感じました。

人間関係として成り立っていればそれでいい

野口聡一

もちろん適性もあるのでしょうが、そこまで気張らず気楽に誰とでもお付き合いができたら素敵だなと思いました。

相手は何と思っていてもいいじゃないか、勝手に友達って思っておこう。

おわり

※画像はsabinukidayooさんからお借りしました。

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ブルクロ
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