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外国語を独学するか、習いに行くか

外国語を人間に習いに行く意味。

自習で外国語を学ぶときにおすすめなのは、やっぱり音源のついているテキスト。最近CDやmp3の音源のついた良い教材が出ています。

現在私の開講している「ミールロシア研究所形式のロシア語レッスン」では「標準ロシア語入門」(白水社)を使いますが、これにはCDがついています。ですので自分で解説を読んで、単語をせっせと覚えて、発音を練習していけば、一人でもロシア語学習ってできるわけです。

ラジオ講座もそうで、一人で毎週せっせと聞いて、単語を覚えて、フレーズを覚えて、発音していけば、外国語って学習できるわけです。安く地道に学ぶならこの方法ですね。

ちなみに2020年度の私のおすすめのラジオ講座はアラビア語講座。再放送ですが榮谷先生の講座は体系だっていて今自分が何を学んでいるのかとてもわかりやすく、聞いていて楽しかったです。趙先生の「まいにちハングル講座」も文字からゆっくり学んでいくのでついていきやすかったです。

話が逸れましたが、自分はぼんやりしているのでどなた様かに教えていただいたほうがせっせと勉強するかもしれないと思い、(通いながらも全然勉強していない時代もかなりありましたが)外国語の授業やマンツーマンレッスンをかなり受けてきました。先月からオンラインレッスンを始めましたが、自分で教えながら今も生徒として師匠たちに現在進行形で教えていただいています。

ちなみに私の「ミールロシア語形式のオンラインレッスン」では、かつてのミールロシア語研究所の入門科の授業がそうであったように、文法の解説はほとんど時間をとりません。希望があれば一緒に読みますが、原則予習の時に目を通してきてもらいます。

誰かに外国語を習うことの利点を挙げてみると

・お金を払うので元をとるべく一生懸命勉強する

・予習や復習の方法を教えてもらえる

・合っているか間違っているか判断してもらえる

・文法を教えてもらえる

・先生経由でいろんな周辺情報が入る

・外国語をめぐる世界の道先案内人

・自分ひとりの暗記だとどうしても甘くなってしまうので誰かにチェックしてもらう

・意外と発声の反射神経が鍛えられていないことに気づく

文字のテキストを見ながら小声で「ぶつぶつ」読んで暗唱していくと、なんとなく「できた」気になるのですが、あるいは文字だけ見ると、逆訳などするっとかけたりできるのですが、

実際レッスンで耳で聞いて「大きな声で」発音していただいて、「大きな声で」訳をしていただいて、「大きな声で」逆訳(日本語→ロシア語)をしていただいていくと、

意外と語尾をきちんと覚えていないことに気づいたり。

耳で聞いてシャドーイングするのが難しかったり。

イントネーションによって疑問文が平叙文の形で伝わっていたり。

耳で日本語を聞くと、口頭逆訳が意外とできなかったり。

なんでしょうね、「ぶつぶつ」喋るときの脳の反射神経や、テキストを目で見て追うときの脳の反応と、

「大声で」口から声を出して喋るときの脳の反射神経ってどうも違うのではないか、と私自身は薄々、思っています。自分もロシア語学習者なので。

かなり外国語ができる友人たちの中には、ぬいぐるみやペット相手に喋る練習しているかたもいますが、ある程度のレベルにならないと自分の喋っているものが合っているか間違っているかよくわからないものです。

習いに行くというのは、そのあたりを人間相手に発声練習していくことで鍛えていくっていうことなのかしら、とも思います。

※この記事は投げ銭制です

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