音楽における商業性⑫

ただ、今音楽で、「マス」に訴求する、と言っても具体的な方法がはっきり分からない時代です。

だからこそレコード会社は困っている。

昔であればテレビ番組に出すとか、タイアップ取るとかでそこそこの数字は稼げたかもしれません。

ただもはやそんな時代ではないですよね。

タイアップ取ったところで売れない曲は五万とある時代です。

たぶん誰も分からないんだと思います。

今売れている方達も、自分が何故売れているのか分からない。

でもそこから「商業性」が無くなる訳でもない。

だからいわゆる業界の方達は、ネットで懸命に探している。

裏返すと、もはや自分達で生み出すことは出来ないという自覚があるんでしょう。

ただ、本当にそうかと言うと、じゃあK-POPはどうなのか、という話が出てきます。

彼らは明らかにマーケティングの力でミュージシャンを早いうちから育成している。

例えばオーディション一つとっても、そこまで含めてシステム化されている。

ではこの国のレコード会社の方達はレベルが低いのか、という話にもなります。

たぶん半分は当たっています。

でも、それだけなのでしょうか。

明日はその点について考えてみたいと思います。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。