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それって、○○フリーランスじゃないの?!

 こんにちは~。青野です。
いま、正社員は終わった、副業をして、フリーランスになるべきだ!と言うNET記事とか、動画多いですよね。まあ、そういう時代だと思います。あの大企業トヨタの社長が言うぐらいですからね。

 私は、最近よく思い出す日本昔話があります。
こぶとり爺さんです。ほっぺたにコブのあるおじいさんが、夜に鬼の宴会に出くわして楽しく踊っていたら、鬼が気に入って、おじいさんのほほのコブをとってくれた話。そしてそれを、隣のおじいさんに教えたら、同じことをしたのに、逆に、鬼を怒らせて、コブをつけられ、両頬にコブをつけられた話。

 で、何がいいたいかと言うと、同じことをしても人によって成功する人と、失敗する人がいる。そしてその違いってなんだろう?と思うわけです。

 先日、友人と会って、しゃべっていたら、彼女のパート先の愚痴を聞いていたのですが、そもそも「私は、パートではなくて、個人業務委託だ」みたいなことを言い出しました。ヤクルトレディーとか、保険の営業レディーと同じ雇用形態か?と思って聞いていたのですが、、。

 雇用主が、「私は、あなた達のことをパートだと思っている。フルタイムで働いてくれたら、正社員にしてあげる。」と、いわれたそうです。
でも、雇用実態は、要件を満たしているのに、社会保険や雇用保険など働くひとから徴収していないし、雇用主側で納めてないとのこと。

「え?!」
って、感じで目が点になりました。
雇用主からのパワハラも酷く、身体障碍をもつ弟と老親を養っている同僚をギチギチのシフトにいれ、車内で怒鳴り、車から降ろし、周囲の目も構わず怒鳴ったりしたそうです。
 友人の同僚(Aさん)は、仕事も丁寧で、優しい人で、雇用主の無理なシフトも断れないそうです。

 雇い主は、本業のほかに、なんだか怪しげな副業もしていて、友人は、目的も告げられないまま、セミナーに連れていかれ、「直毛になるから」といわれ頭に変なトリートメントをかけられ、帰りも、べたべたのままの頭で帰宅するはめに。

 友人の話し方が面白いので、私は笑ってしまいましたが、友人は雇い主に対して、本当に怒っていました。

 結局、その雇い主は、正社員にしてあげるから、その怪しげな石鹸やサプリを売ることを手伝え。と言うのが本心ではないかと、友人は言っています。まあ、きっとそうなんだと思います。

 フリーランスで、本当に個人の才能を生かして、人間らしく生き、経済的にも安心できる稼ぎがあることが、一番良いことです。でも、このようにフリーランスという言葉だけ、上手く使ってパワハラしてくるような雇用主が増えるのは問題だな~。と思います。

 とは、いえ友人の雇用主は、パートで使っていると言い張っているので、文章とは齟齬がありますが、、。

 パワハラしてくる人は、社会的な弱者を見つける嗅覚が凄いですよね。
そして、彼女のや性格の優しさや、弱みに付け込んで、仕事を押し付けてきます。

 そんなことを、モヤモヤと考えていたら、私のモヤモヤを一言で表現した言葉が出てきました。
それは、偽装フリーランス。もちろん、雇い主が、行う偽装フリーランスです。

オタク会計士CH【山田真哉】
【超激変】速報!最低賃金以下、有給休暇無しのフリーランスが違法に!

https://youtu.be/APeBINII6uU?si=3_0AE2fLDAJAZ3Ld

興味のある方は、見て下さいね。

最後に、働き方解釈という硬めのタイトルのいい本を紹介します。

ゴミ清掃芸人として、いまブレイクされた滝沢秀一さんの本です。
文章も、すごく良くって、実体験から芸人と清掃の仕事のダブルワークを、きれいごと抜きに語ってくれています。

友達の話をきいたあとなので、エピソードのひとつ一つに、首がもげるぐらいうんうん。って頷いてしまいます。


それでは、また〜😊

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