見出し画像

価格設定と記事への思いの話

はい。ブルーバレーことBlue Valleyです。


先日投稿させて頂いた、「第二回 意見・感想反芻会」において、

「有料記事の価格設定ってどんな基準で決めてるんですか」

という質問を頂きました。


今回は特別回として、私の有料記事作成における価格設定の基準についてお話していきたいと思います。




以下は、私の考える情報の価値についての図です。

スクリーンショット (8)

ありきたりな図ですみません笑


私は、多くの方と同じように、情報を発信する際にはオリジナルに大きな価値があると信じている人間です。

逆に、「地球は回っている」といった自明の事実には、情報を発信する際には価値がないものと思っています。(もちろん情報単体で見たら大きな価値がありますが)


そして、オリジナルを目指すというのは、自分が記事を書くときにも大切にしていることです。

そして、そうしたオリジナルの内容且つ人の役に立つと判断した記事は有料にする、というのが私の方針です。


スクリーンショット (9)

これは、先ほどの三角図を逆さまにした図で、私が一つの基準としている価格帯を表したものです。


先ほども述べたように、誰もが知っている情報や、ネット検索すれば出てくる情報には、note上では価値がないと私は考えています。

事実、こうした情報は無料で手にすることができます。


価格を付け始めるのは、やはり通常は知り得ない情報からです。

本なども、こうした通常知り得ない情報が詰め込まれているからこそ、値段が付けられているのだと思います。


私も、低価格の有料記事を書いていますが、これは

自分ではオリジナルだと思っているが、頑張って探せばどこかに存在する情報

と位置付けています。


記事を書く前には、それなりに下調べをするのですが、そうした中で自分のような意見を持ったnoteやサイト、本を見つけられなかった場合、それらには「新しいもの」としての価値を付けることになります。

しかし、私もありとあらゆるネットサイトや書籍を探索したわけでは無いので、ひょっとすると私と同じ考え方を述べている人もいるかもしれません。

こうした不確定要素が大きい場合、より低価格な記事となります。


反対に、記事のオリジナリティに対する自信が大きければ大きいほど、その価格も上昇することになります。


私の中での高価格の有料記事は、

ネットや本を探しても見つからない情報・いくつかの考え方を複合して生まれた新しい考え方

であると位置付けています。


例えば、私の第4回相談note。

内容的にはいたって普通のポスト・タピオカについての話です。

この話に対する見解は出尽くしていると思いますが、「マーケティングの限られた領域に絞り込んでタピオカを考察しつつ、ひょっとすると本当にポスト・タピオカになり得るかもしれないスイーツを、論理的に説明している」noteやサイトは、少なくとも私は見つけられませんでした。

この記事も、こうした本やネットでは探し出せない、自分が考えだした情報を詰め込んであるのです。

ただ私も、さすがにタピオカに関するマーケティングの論文を読んだわけではありませんので、その辺りを不確定要素であると定めてこの価格設定となっています。



ここで皆さんの頭に浮かぶのは、「じゃあ無料記事は探せば見つかる情報の詰め合わせなのか」という問いだと思います。


先述の通り、私が記事を書く上で大切にしていることは、「いかにオリジナルであるか」ということです。

無料記事も例外ではなく、極力日常生活で出会うことがなかったり、ネットで検索してもすぐには見つからないような情報を掲載しているつもりです。


例えば、このシュガーブレイク回。

この記事は無料ですが、ありきたりな情報の詰め合わせでは決してありません。

内容を分解して見ると、「歴史」「マルサス」「コロナ」「人口」と、どれも単体で調べればすぐに情報が出てきそうなものです。

しかし、こうした脈絡をあまり感じない情報を組み合わせて、新しい視点を生みだしている記事やネットサイト、本などは、恐らくないでしょう。


この記事は、私自身、本やネットに情報を頼って書いたものでもあるので無料公開としてはいますが、記事のコンセプトとしては新しいものであると自負しています。


もう一つの無料の基準としてあるのが、「相談への思い」です。


例えば、私の第3回相談note。

内容的には、私はもう少し高額な価値があると思っています。

しかし、この時の相談内容が、私の経験に大きく重なる部分もあり、自分がもし相談者の立場だったら、と考えると、予定より少し値引きした形での販売となりました。


このように、いくつかの記事は十分有料にする価値があると思いながらも、私が共感する部分の多い相談であったりして無料となっている場合もあります。



正直、自分オリジナルの情報というのは、私にとっては子ども同然であり、可能ならそうした記事全てに1万円の値を付けたいぐらいです笑

もちろんそんなことはしませんが、私の記事に対する思いはご理解頂けたかなと思います。

今はまだ基本的に低価格の記事ばかりですが、今後は完全自分オリジナルの、論文や金儲けにも使えるんじゃないかってレベルの記事を書きたいと思っているので、そんな記事が書けるまでのんびり見守っていただくようお願いします笑


最後に忘れてはならないのが、閲覧してくださる皆様、いつも質問・感想・相談を下さる皆さんの存在です。

こうした方々が情報や疑問を投げかけてくれるからこそ、私も新しい価値を生み出すことができます

これからも、無料有料関係なく、質問者・読者共に満足させられるような記事を書いていきますので、応援・閲覧・感想・質問・相談をお待ちしております!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?