今月の炊き出し完遂しました｜日記

　ちょっとしたご縁で参加させていただいている炊き出し。広島市の（おそらく）中心エリアにいらっしゃる生活困窮者の方々へのご奉仕です。

　昨日、無事に完遂しました。

　メイン担当グループだったので、食材の買い出しから務めました。いわば浄財ですので、一ヶ月以上前から入念に打ち合わせを重ね、安いお店を探して経費を抑えるところから。

　60人分のカレーと9kgのお米、70個のゆで卵。お菓子の詰め合わせ、飲み物と歯ブラシ。
　歯の悪い高齢者もおられますので、具材はすべてみじん切りです。

　今回は中高生が25名ほど、大人が10人。14:00から18:00までの長丁場でしたが、あっという間に時間が過ぎていきました。

　教会のキッチンで調理をするのは全員ですが、公園で配膳するのは中高生の男の子たち。教会の中庭に集まって、ミーティングをしています。
　先生が「これはコンビニのバイトとは違います。『いらっしゃいませ〜♪』ではありません。君たちの方がいただくものが多いですからね」と仰っていました。

　奉仕活動というのは、両者が対等なものです。たまに、「もらってやるよ」とでも言いたげな方もおられるそうですが、それはそれでよいのです。生活がいつも苦しいとしたら、気持ちがすさんでくるのも当然のこと。私だってそうだろうと思います。もし立場が逆なら、そのひとがカレーを作って、すさんでいる私に食べさせてくれていたでしょう。
　中には、お住まいのない方もいらっしゃるそうなので、「夜回り」をして週に一度、安否確認を続けている教会関係者もおられ、頭が下がります。炊き出しの案内チラシを渡したり、古着を配ったり、具合の悪い方を病院に連れて行ったりもしているとのこと。

　対等でいたいから、カレーを受け渡しする一瞬の出会いを大切にできたらいいなと思います。裏方の私たちには、直接の出会いではないにしても。

　人生勉強なのか、社会を知るということなのか、はたまた無心に労働して奉仕すること、に尽きるのか。まだまだ、奉仕活動の意味がはっきりと掴めないので、これからも携わりながら考えを深めていきたいです。

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タイトル画像、この一枚を70記事に使っていただきました。たぶん最高記録...？　記念に私も使います(◔‿◔)♪
（でも、pixabayでは選外、なのですが(^^ゞ　"コミュニティ発行"だったので、ユーザー投票では過半数の推しをいただいたようです,ﾟ.:｡+ﾟ✼·゜）