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ベテランになればなるほど辛くなる…


#仕事の心がけ

私は職場でかなりの古株です。
バブルのころに新人だった私は、今いる業界の明るい時も暗い時も、人手が豊富な時もそうでないときも、あれやこれや紆余曲折を経験し、気が付けばもう人生の半分の年月を超えるぐらいこの業界にいます。

入職当時は、たいして苦労もせずにてきぱきと仕事をこなしているベテランがうらやましく、早くベテランになって楽をしたい…と思っていました。

しかし、現実にはベテランになればなるほど責任が重くなり、確かになれている仕事は楽々とこなせるようになりますが、それ以上に予期せぬことや難しいことの対応を任されて、辛いことのほうが多いことに気づき始めました。

そうか…新人のほうが無条件に何でも許されて、可愛がられて、幸せだったんだなぁ…。
新人はそのうちベテランになりますが、ベテランはもう二度と初々しい新人になることはありません。
(転職しても、若さという武器はなくなります)

こんなことを書くとネガティブですが、ベテランにはベテランの心地よさもあるに違いありません。人間は欲深いもので、ついつい他人の芝生が緑に見えてしまうのでしょう。
新人から見ると、私は楽に仕事をこなせているように見えるのでしょうから、そのように格好つけようと思います。
鴨の水かき…は悟られないのが美徳ですよね。


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