やわらかなしあわせ

私は日々沸き起こる幸せが大好きだ。

それは横にいる大切な人との日常
ひとりで絵を描いている時
外を歩く時の光景
ご飯を作っている時
誰かの笑顔
自分の思いつきに湧き立つ心
思い出し笑いする自分

私は基本、私の人生を流れる運命の流れに抗う事なく、揺蕩うように生きてきた。

その中には荒波もあったけど、やっぱりいつでも守られていて、いつでも幸せだったと思う。

今もそうだ。

世の中混沌としているとTVを観ると思うけど、私の世界は大して変わっていない。
というか、自分にとっての【大切】がより濃く意識されるようになって、こんなこと言ったら不謹慎なのかもしれないけど、今までよりもずっと日々がやわらかくて、幸せなのだ。

大切な人が隣にいることが
人の笑顔が
おいしいものを食べられることが
愛し合うことが
助け合うことが
ひとりじゃないことが
守られていることが
今こうして見えない誰かと繋がっていることが
生きていることが

こんなに色濃く、『幸せ』として実感されることって大人になってからなかったと思うのだ。

生きているって幸せで、うつくしくて、たのしい。

足りないものを補うのではなくて、原点に帰ろう。