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心の中で自分を責めてしまう「ちゃんとやらないと!」症候群(勝手に命名)

~1日1%を「幸せ時間」で積み上げるをテーマに~
こんにちは。yumiです。

普段の生活の中で、心の中で自分を責めてしまうような場面ってありませんか?

私自身も「ちゃんとやらないと!」という気持ちでいっぱいだった頃があります。だから、何か失敗し「ちゃんとできなかった」という気持ちになってしまうと、心の中で自分で自分を責めてしまうのですよね。


そんな自分のことも含めて、周りを見渡すと「ちゃんとやらないと!」症候群(勝手に命名)の方って、自分に対しても周りに対しても、自分がしっかりとしないといけないという責任感が強いのかなと思います。でも当人は至って無自覚というか、それが普通というか、人に言われても「そんなことない」って答えると思うのです。

「ちゃんとやらないと!」症候群の発生タイミングは、小さい出来事から大きな出来事まで、結構な場面で登場し、そのことが実現できなかった場合、心の中で自分を責めてしまう症状のことをさします。

小さい出来事でいくと、仕事の中で事務処理が苦手だった私は、いろんなケースで差し戻されます。。
①初めての書類だった
②急いでいてチェックを怠った
③ちゃんとチェックもしていたのに差し戻された
などなど。

①②③ともに部類は違えど、差し戻されると「またやってしまった、ほんと、自分で自分が信じられない」と思うようになり、毎回自己嫌悪の谷に突き落とされてしまうのです。

でも今思えば、書類のチェックって書類ごとにチェックするポイントをおさえていなければ、細かくチェックしたと思っても、漏れるのは当然なのですよね。
そのポイントを押さえたチェックができていなかった、ただそれだけの事なので、その改善をしていけば必ずなくなることなのです。

なので、この事で自己嫌悪に陥って自分を責める必要なんてないのですが、「ちゃんとやらないと!」症候群の場合は、「ちゃんとできなかった」ことに目がいってしまうので、必ず心の中で自分を責める症状が出てしまうのです。

小さな事例ですが、当てはまる方もいるかもしれません。

これも習慣として捉えることができるのではないかなと思います。
「ちゃんとやらないと!」というゴールに対し、「ちゃんとできなかった」という行動から、自己嫌悪の感情が沸き起こり、自分を責めるという一連の体験を何度も経験してきたことから、一連の感情が出るという習慣なのではないでしょうか。

では、この症候群から抜け出すためにはどうしたらいいのか。

自己嫌悪という感情を持たなくても、
自分を責めなくても、
行動の改善をすればいつか解決するのだ

ということを、
自分で体験し理解すること
から始めるのがよいのではないかと思うのです。

いつもだったら失敗したという行動から、「自己嫌悪⇒自分を責める」感情が始まりますが、いつも考えてしまう「自己嫌悪⇒自分を責める」感情を頭の中のゴミ箱にしまっておくイメージで考えないようにし、『淡々』と改善策のみを考えるだけにしておきます。
つまり、いつもとは異なる行動をとってみる体験をしてみるというものです。感情と行動とを切り離して考えてみるのです。

むしろネガティブ感情があることでそのことに意識が向いてしまい、自分の視野を狭くしてしまうことで、改善策を考えるエネルギーをそいでしまうことに繋がってしまうのだと思うのです。


本当は、自分が自分の一番の理解者なのだと思うのですね。
その一番の理解者が「お前、こんなことでミスしているのか!」と責めていたら、あとは誰が貴方を支えてくれるのでしょうか。

だから、自分が一番の理解者と心に決め、「ちゃんとできなかった」時には、自分に優しく「そんなときもあるよ~」と心の中で優しい言葉をかけてあげてください。

その先には、きっと「ちゃんとやれなくてもいいんじゃないかな」の気持ちも芽生え、「ちゃんとやらないと!」症候群はなくなっていくことでしょう。


今日もありがとうございました。





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