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R&Bとロックについての考察

よく言われるのが日本にはR&Bのルーツがないからロックはできないということだ。もちろんR&Bのルーツがある国なんてアメリカだけだろう。アメリカしかロックはできないのか?ということになる。

ちなみにR&Bの定義だけど、ドラムとベースとギターと歌の入った比較的簡単なコード進行の黒人ブルース由来の音楽としたい。なのでマディーウォーターズも私の中ではR&Bだ。白人のエルヴィスプレスリーも初期のものはR&Bだ。ロックンロールとも呼ばれているが、それは概ねR&Bということでいいだろう。

例えばイギリスにだってR&Bのルーツなんてない。ただし、イギリスには次から次へと本場アメリカから有名なR&Bミュージシャンが来ていたことも今となっては常識だ。

これはリトルリチャードのロンドンでのライブの模様だ。もう十分すぎるくらいのパフォーマンスだろう。

そうすると、有名な白人のバンドと有名な黒人シンガーの共演なんかもあったりする。

面白いのはイギリス人はこういったブラックミュージックを本場アメリカの白人よりも楽しく聴いていたらしいことだ。

その頃の日本でもR&Bのレコードは発売されていた。

同じ頃にブルースと名前の付く大ヒット曲も発売されている。

やっぱり何か違うなと思うのは仕方のないことか。いつものようにまあ結論なんかない。

強引に結論をつけようと思ったら、おじさんがやるR&BよりもおなごがやるR&Bの方が良いですな。ということではなかろうか?

おしマイケル。



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