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スタンダード曲群とR&Bの融合
スタンダード曲群はシナトラ風ビッグバンドやモダンジャズで扱われることが多い。とは言えR&Bでだってロックでだってスタンダードをやっていいはずだ。どんなバンドでもスタンダード曲を使えばいい。ただスタンダードをやるにはより個性的にやる必要がある。それにはR&Bと巧みに融合させるのがいい。
レイチャールズのジョージア~がスタンダードとR&B融合の金字塔みたいなもので、他にもCome Rain or Come Shineのようなスタンダードもけっこうやっていてすごい良い。
エタジェイムスはブルース畑だと思うけどこのスタンダードナンバーは有名だ。
ファッツドミノは見た目が野暮ったいからか本来の魅力を分からないケースが多い。聖者の行進等のスタンダードを演奏している。
ダイナワシントンがR&Bかどうかだけど、ジャズジャズしたジャズが好きな人はこういった感じのボーカルは聴かないのではないかということでR&Bとさせていただいた。
マーヴィンゲイはナットキングコールのトリビュートをしているけどかなりR&Bだと思う。
ダニーハサウェイは原曲のMistyをかなり崩している。ほぼほぼソウルミュージック。
これも原曲かなり崩している。サイケデリックだ。
そこそこThe BandのLast Waltzでサラっとカバーしていた。これはスタンダードというよりレイチャールズのコピーか?
ベックはロッドスチュワートになぜこのスタンダードを歌わせたか謎。ロッドがやると何でも良くなる。もっとやらせれば良かったのにと思う。
ワウを使ったブルースギターでエリントンをカバーできるということを示した曲。
かなり初期のアーロンネヴィルのスタンダードカバー。個人的にはジュリーロンドンより好きかも。
当時デイヴがヴァンヘイレンを脱退したころの曲。ヘビメタしかやらないヴァンヘイレンへのアンチテーゼみたいなものか。50年代のルイプリマの完コピとしても有名。
本気で調べたらキリがないのでもう止める。
結論としてはジャズをきちんと学校で学んだ例えばキースジャレットとかパットメセニーとかがやるスタンダードとは違うR&Bのような大衆音楽の潮流でもスタンダードをかなりやっていて、そっちの方が分かりやすくて楽しいケースが多い。下手したら逆にかっこいい。音楽の素人がスタンダードをやってもいいじゃないかということだ。
何となく新しい考察が生まれそうだけどマジでキリがないのでやめる。
おしマイケル。
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