見出し画像

難聴と耳鳴り

数年前に難聴を患った。酔ってイヤホンで大音量で聴いていて気が付いたら耳が聞こえなくなっていた。その後も耳鳴りがして治らなくなってしまった。難聴を起こす前から健康診断ではいつも左耳の聞こえが悪くて指摘を受けていて耳鼻科へ行くように言われていた。全然自覚症状がなかったので放置していたらこの様だ。特に他人を傷つけていないので自業自得だとしか言えなかった。

その後、現在も耳鳴りは続いている。難聴についてはぼちぼちと言ったところか。聴覚過敏になってしまいうるさい音は苦手になった。ロックも聴かなくなってしまった。
何軒か耳鼻科へ行って都内で一番伝統のある耳鼻科にも行ったが難聴と耳鳴りは完治しないことで意見が一致していた。耳鳴りは難聴が原因で難聴は概ね耳の細胞が壊れることだ。壊れた細胞はもう元には戻らない。noteには音楽好きの若者が多いので注意喚起のため書いておく。

イヤホンは危ない
イヤホンは音の逃げ場がない。直接耳の細胞を痛めてしまう。かなりうるさい状況でも間に空気が入れば鼓膜の振動は弱められる。

難聴になった音量は以下くらいだと思う。
100~90デシベル ※この記事の最後を参照

結局両耳をダメにしてしまった。右耳は伝音難聴といって鼓膜の外(外耳から中耳)が原因。比較的軽い。鼓膜の中(内耳)は正常ということ。耳鳴りも比較的軽い。でも鳴るときは鳴る。

問題の左耳だが、伝音難聴もあるし感音難聴もある。感音難聴とは内耳の細胞が傷ついてしまったもの。細胞や脳を含む完全な難聴である。今現状これを書いてる時も確実に左耳の耳鳴りはしている。

その他としてちょっと面食らったのが「めまい」の症状である。三半規管もおかしいらしい。目玉の焦点が微妙に合っていないとのこと。「めまい」予備軍である。めまいは内耳と脳のどこかで何かがくるっていると発症する。またメニエール病という超メジャー級の病気もある。幸い「めまい」の症状はほとんどない。

医者に言われたこと
ヘッドフォン、イヤホンは禁止。音楽はボリュームを調節しながらスピーカーで。

私は難聴と耳鳴りになって一気に年を取った感じ。堂本剛や坂本龍一も難聴と耳鳴りに悩まされているという。真面目に音楽に取り組んだのが結果的に仇となってしまったのだろう。

耳栓やノイズキャンセリングなど耳を守るためのグッズは充実しているのでそれを活用してほしい。

※デシベル 音の種類  聴覚への影響
140 ジェットエンジンの近く 聴覚機能に異常をきたす
130 肉体的な苦痛を感じる限界
120 飛行機のプロペラエンジンの直前・近くの雷鳴
110 ヘリコプターの近く・自動車のクラクションの直前
100 電車が通る時のガード下・自動車のクラクション
90 大声・犬の鳴き声・大声による独唱・騒々しい工場内 極めてうるさい
80 地下鉄の車内(窓を開けたとき)・ピアノの音聴力障害の限界
70 掃除機・騒々しい街頭・キータイプの音 うるさい
60 普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
50 エアコンの室外機・静かな事務所 日常生活で望ましい範囲
40 静かな住宅地・深夜の市内・図書館
30 ささやき声・深夜の郊外 静か
20 ささやき・木の葉のふれあう音

特に若者は気を付けてほしい。

おしマイケル。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?