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お薦めライブアルバム

音楽の醍醐味はライブであるという人はけっこういる。家でレコードを聴いたりCDを聴いたりするのも良いが、結局は臨場感を味わうのが一番いいのかもしれない。だとしたらライブアルバムというのは何か?どっちに属するのかという疑問もないわけではない。ミュージシャン側からするとライブに行けないお客さんはぜひ買ってみてくださいという意味が込められているのかもしれない。どうやら緊急事態は全面解除となりそうだ。ライブ(特に屋内)に自由に行けるようになるのだろうか?どうだろうか?ということでお薦め(裏)ライブアルバム紹介です。

【ロック編】
ロックのライブアルバムと言えばオールマンのライブだけど、あまりにメジャー過ぎるので却下した。代わりと言っては何だが、全く同じタイミングでクラプトンのデレクアンドドミノスがライブを出している。オールマンだって実はドミノスのメンバーだったりする。クラプトンがサイドギターを付けないでプレイしていた時期なのでけっこう貴重。クラプトンはサイドギターを付けると舞台袖で一服してしまう(オネーチャンと)のでダメだ。あとベースのカールラドルもいい。ジャックブルースやネイザンイーストは上手いが逆にクラプトンには合わないと思う。このバンドのコンセプトはクラプトンに合っていると思うが、どうか?

【ソウル・ブルース編】
正直言ってあまり知らない。例えばJBやサムクックあたりを思いつくけどこれも超メジャーなので却下せざるを得なかった。BBキングの一連のライブアルバムもあるがこの辺のアーバンブルースはちょっと苦手であまり聴いていない。なので該当なし。ありえないけど。誰か教えてください。

【ジャズ編】
ジャズというのはどれを取ってもほとんどライブのようなレコーディングだ。なのでライブアルバムを何かしら紹介するというのも難しい。よく聴いた盤としてはこのチャリーパーカーのライブで音も内容も悪いがライブの臨場感が伝わったので良く聴いた。面白いのが完全に全く名の知れないテナーサックス奏者(claude mclin)に時折吹き負けている箇所があって、それが楽しかった。ちなみにYouTubeでこの人を調べたらジャズではなくR&Bの人らしい。R&B奏者も表現力では引けを取らないということが良く分かる。ちなみにパーカーもバラッド曲でビシッと決めている。これで勝負はチャラだろうか。

【ラテン編】
ラテンのライブと言えば以前も紹介したようにエディーパルミエリが超定番だが、あえてはずしてエクトルラヴォーのライブ盤。このライブ盤のマスターは彼の悲劇的死の後に偶然発見されたもので、もちろんこのアルバムも死後に発表された。全盛期を過ぎた時代のパフォーマンスだけど意外と良いということでマニアの間ではすぐに名盤になった。今の時代は白人ロック至上主義といった感じではなくなったのでもっと日本人にはサルサを聴いてほしいところだ。

ということで今週末から各地のライブハウスでこんな感じで盛り上がることになるのだろうか。どうだろうか?

おしマイケル。

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