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80sの洋楽とは何か?

もともと私のルーツは80sの洋楽で、YouTubeでいろんな動画が見られるせいか、普段は忌み嫌っている80sって実は楽しいかもしれないなと思っている今日この頃だ。80sの何としても何が何でも売れよう(売ろう)とする姿勢がすごいなと思う。たぶん80sとは音楽とか若者のムーヴメントではなく一つのビジネスの形なのかなと思ったりもする。

間違っているかもしれないがワム(ジョージマイケル)⇒マイケルジャクソンとプリンス⇒シンディーローパーとマドンナ⇒ホイットニーとボンジョビみたいな感じで1年弱ぐらいで次から次へと世界的なビッグネームが出てきていたような気がする。それにプラスして60s、70sのミュージシャンもまだまだ精力的だった。ボブディランよりデュランデュランの方が有名だった(名前が似ている)。

アーティスト本人だけではなくレコード会社も含めて、プロダクション、スタジオミュージシャン、ヴィジュアルも時代に合わせて、MTV(最近はPVと言うのか)やハリウッド映画とのタイアップとかいろいろ考えて、一枚でも多く全世界、特に西欧圏(当時はまだベルリンの壁があった)とUS、カナダ、オーストラリアあたりに売り込みたいのだろう。もちろん日本を含めた他の国々でも売れていた。欧米圏の音楽業界はかなり華やかだったと思う。

じゃあ何がその昔のミュージシャンと違うのかと言えば、そのレコードの売り上げ枚数なんじゃないかと思う。1枚のアルバムがブレークすると世界で1000万枚以上売れたらしい。レコードが一枚2000円だとすると売り上げは200億円だ。全世界で売れているし、日本のメディアでもかなり洋楽を流していたと思う。全世界のメディアは欧米の音楽に飛びついただろう。まさに洋楽バブル。

なのでPVはとにかく楽しげだった。楽しそうだというのは言葉が分からなくても分かるので、みんな笑ってビデオを撮ったに違いない。

今は時代ごとにまとめてくれる切り抜きYouTuberがいるので助かる。私の80sのピークは84年の終わりくらいから87年の半ばくらいかなというのも分かった。そして89年ごろがもう最後で、以降は聴かなくなってしまったと思う。

完全に懐メロだ。

おしマイケル。



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