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イスラエルと米はパレスチナ人の民族浄化を狙っている

不定期的に書いてるパレスチナついて。イスラエルはガザ地区やヨルダン川西岸をアパルトヘイト支配し、虐殺を繰り返している。

イスラエル(と支援国アメリカ)によるパレスチナ人への民族浄化に気付いていない人が結構多い。ドイツのホロコーストも実際に行われた時に気付いていた人は少なかったらしい。

上記ガーディアンをざっくり読んで欲しいところだが(AIを使うと翻訳も要約もしてくれる時代になった)、

推定結果: 2024年6月中旬までに、ガザの総死者数は約186,000人と推定されています。これはガザの人口の約7.9%に相当します。
今後の見通し: 現在の死亡率が続く場合、年末までにさらに149,500人の死者が出ると予測されています。これにより、紛争開始以来の総死者数は約335,500人に達する可能性があります。

The Guardian

ガーディアンはイギリスの読売や朝日のような一般紙だ。それがこの数字を掲載している。

今現状、ガザでポリオワクチン接種のための“停戦”をしているが、実際は戦闘は常に継続しており、多数の民間人の死者が出ている。また、ガザではないヨルダン川西岸でも虐殺が加速している。

年末までにパレスチナ人の死者は33万人を超えるだろうとしているが、これはガザの人口の1/6以上だ。これを民族浄化と言わずに何というのか?
とにかく公式発表の4万人が少なすぎる。パレスチナの保健相からの発表なので仕方ないが、飢餓や感染症や衛生状態の悪化を考えると4万人では済まないだろう。

しかしパレスチナ人は強い。ガザに閉じ込められていて難民になれない状況がそうさせているのかもしれないが、まだまだ白旗を上げる気配はない。超悲惨だが粘り強い戦争がこれからも続くだろう。非道な大国(イスラエルと米)からの民族解放は悲惨だ。イスラエルも米も民主主義国なのにこの有様だ。
今現状、イスラエル(と米)と戦っているのはパレスチナ人だけだ。イランとヒズボラはプレッシャーをかけ続けてはいるが戦っているとは言い難い。

日本も含めた世界のエスタブリッシュメント(社会的支配層)は黙認。イスラエルはICJ(国際司法裁判所)とICC(国際刑事裁判所)の警告を無視。安保理の警告も無視。米とイスラエルはハマスに白旗(不公平な停戦条件)を強制。そのためハマス側の拒否が続いており、停戦の道のりは遠い。

我々は中東での民族浄化を目の当たりにしている。それでもパレスチナ人は抵抗している。

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