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ダニーガットンのギターはもの凄い

ギターヒーローで凄腕と言えば、クラプトン、ベック、ジミヘン、エディー、ジミーペイジ、、、いろいろ出てくるが、ダニーガットンと言う人はあまりいないだろうと思う。というか誰もいないんじゃないかな。

世代的にはエディーヴァンヘイレンやスティーヴヴァイと同じだけど、まあ世界的に有名な活動はしていなかった。確かルーリードのバンドに入ってたらしいけど多分そのくらい。

とは言うものの90年代の本国のアメリカではギターが凄いということで教本を出したりと知られていた。なのでYouTubeの動画もかなり上がっている。彼の活躍場所はグローバルなロックではなく、以前ここでも書いたカントリーやブルーグラス等の白人のヒルビリー系が多かったからだ。今風に言えばトランプ支持者が多い地域だ。なのでどうにも日本に伝わらなかったらしい。Redneckというのはヒルビリーとほぼ同じ意味。

アメリカの全てのルーツミュージック(ジャズ、ブルース、ロック、ブルーグラス、カントリー、ロカビリー、、、)を混ぜこぜにしたギタースタイルでもの凄い勢いで引き倒す。こんなギターは他にいない。ギターも基本的にテレキャスターしか使わない。テレキャスター最強。

こういったブルースを聴くとロイブキャナンに似てるかなと思われるが、本人曰くロイのことは全然知らないとのこと。とにかくヘンテコな技のデパートなので見ていて飽きない。今だとトミーエマニュエルなんかがこんな感じだけど、トミーはほとんどがアコギだ。

このビールのスライドなんて絶対生で見てみたかったんだけど90年代の半ばくらいに留置場で自殺してしまう。ロイブキャナンと同じ死に方。警察おかしくないか?確かジェフベックのロカビリーアルバムが出たときに上から目線で解説していた記事を覚えている。そのあたりが最後だったのかな。もったいないな。

おしマイケル。

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