エッセイ:お疲れ様の国で

　この世界はたくさんの『自分』が集まってできている。それはそれは素晴らしいことだと思う。けれど、だからこそ『これは自分だけじゃない』と考えてみることも大切だと思う、今日この頃。
あっ、これは、もちろん自分自身も含めての話。

　普段から言いたいことを溜め込むタイプの私。
言ったら絶対、空気悪くなるしなぁ。と考えているうちにグッと、溜め込んでしまう。疲れるわ。
普段から常々「職場は動物園」だと考えている。
色々な個性を持つ動物たちが、元気よく吠えている。そう思えば、あまり傷付かないし気が楽だ。

　"例の病“が流行り始めてからというもの、安易に風邪もひけなくなった。しかし、いくら検査が陰性だったとしても、休むときは休んでほしい。
本人は「大丈夫」というけど、隣で鼻をグジュグジュ、咳をゲホゲホやられたら気分が悪いもの。

　意識して話さないようにしている。ウツリタクナイから。分かってほしいんだけど、伝わらない。やっぱり直接、伝えたいほうがいいのかな。

　皆さんもお気をつけくださいませ。