トヨタ産業技術記念館に行ってきた。
もうすぐ秋本番だけどまだ残暑が厳しい日々。ちょっとした用があったので名古屋までお上りをしてしまった。用事は日曜日にあったが、はじまりの時間が朝早いため土曜日に前乗りした。
せっかく名古屋に来たのでちょっと早目に到着して市内で観光をしてみた。名古屋駅から歩いて行けるトヨタ産業技術記念館へ。言わずと知れた大企業トヨタの歴史を学ぶことが出来る記念館。
入場料は500円。安いなと思ったけれど、これも宣伝の一部かと思うとちょっとお金が払うことにイラッとしたりする。まあ、宣伝を見ると思わないで産業遺産をみると思えばいいだけなのだが。
記念館は大きく繊維機械館と自動車館の二つ。トヨタは織物の会社が前身なのでまずは繊維機械館から。なのでこれでもかと言うほど明治期からの紡織の歴史を説明してくれるが、どうしてもこれじゃない感。ちなみに明治村にも似たような施設がある。ただしこっちの方が広そうだ。
自動車館に入ると、初めに自動車開発の起こりが紹介される。1930年代、二代目豊田喜一郎氏が海外で学んでいるとき、これからは自動車の時代になると感じて車の開発に取りくんだのがトヨタ自動車の起りだそうだ。初めはフォードなどの外国車の分解なんかをしていたそうだ。
順路を進むと、旧型の自動車や生産工程などが紹介されていた。飾ってあった資料とかの印象では戦後トヨタはとにかく売れる車の開発を目標にしている印象を受けた。時代の中でデザインや環境などにコンセプトは行ったり来たりするが、根本にあるのはたくさん売れる車をつくるという哲学。
2時に名古屋に到着した後、30分歩いて記念館に到着。なにも食べずに3時半まで記念館を見学したため、おなかが減っていた。記念館の出るところに食堂があったのでそこでカレーを注文した。
記念館を出た後近くにあるノリタケの森に向かった。とりあえず今回はここまで。