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小麦の危険性


小麦に関するデメリットや危険性が昨今言われるようになってきました。たん白質のグルテンが悪いのか、小麦自体が悪いのか、小麦に関連する主な危険性を挙げます。

  1. グルテンアレルギーおよびセリアック病: 小麦はグルテンと呼ばれるたんぱく質を含んでいます。一部の人々はグルテンに対してアレルギーがあり、またセリアック病と呼ばれる自己免疫疾患の患者は小麦由来のグルテンに対して免疫反応を示します。これにより、小麦製品の摂取が健康に悪影響を与える可能性があります。

  2. 非セリアック性グルテン感受性: グルテンに対するアレルギーがなくても、一部の人々は非セリアック性グルテン感受性と呼ばれる状態で、小麦由来のグルテンに対して過敏症状を示すことがあります。

  3. 小麦アレルギー: グルテン以外にも、小麦そのものに対するアレルギーが存在します。小麦アレルギーの症状には、発疹、吐き気、腹痛、呼吸困難などが含まれます。

  4. 血糖値の影響: 小麦製品は炭水化物を豊富に含んでおり、これが急激に血糖値を上昇させる可能性があります。このため、糖尿病患者や血糖値を気にする人にとっては制限が必要な場合があります。

  5. 遺伝子組み換えや農薬の使用: 小麦は一般的に大規模な農業で生産され、遺伝子組み換えや農薬の使用が行われることがあります。これらの要因が健康に与える具体的な影響はまだ明確ではありませんが、一部の人々はこれを懸念しています。遺伝子組み換え小麦は、現在ほとんど流通していないとも言われています。生長期の農薬や輸出時のポストハーベストが問題視されています。国の発表は利権がらみのため、ネガティヴな情報はあまり表に出てきません。

グルテンフリー という言葉をポピュラーにさせた人はジョコビッチ選手だと思います。
ノバク・ジョコビッチ選手は、テニスプレーヤーとして知られていますが、最近では彼の食事法が注目されています。ジョコビッチ選手は、グルテンフリーの食事に切り替えたことでパフォーマンスの向上が報告されています[2]。彼のグルテンフリーの食生活によって、体調不良から解放され、健康法としても注目されているようです。

グルテンフリーとは、小麦などのたんぱく質であるグルテンを含まない食事法のことを指します。ジョコビッチ選手がこの食事法に切り替えた理由の一つに、グルテンが体内に入ると自己免疫疾患を引き起こす可能性があることが挙げられます。グルテンは、小腸の絨毛を傷つけてしまうことから、その影響を受けた場合、栄養が十分に吸収できなくなる可能性があります。

ジョコビッチ選手が実践するグルテンフリーは、海外のセレブリティたちの間でも流行しており、日本でも注目を集めています。そのため、彼の食事法は単なるスポーツパフォーマンス向上だけでなく、健康志向の人々にも広く受け入れられているようです。

自身の洞察としては、グルテンフリーの食事法が特定の健康状態に対して有益である可能性があり、個々の体質や健康状態によって異なる結果が得られることが考えられます。ただし、新しい食事法を導入する際には個々の健康状態や医師のアドバイスを考慮することが重要です。

個人的には、輸入小麦より国産、あるいはオーガニック、それよりは米粉に変えた方がいいと思っています。
パン、麺、、餃子の皮、クッキーその他のお菓子などほとんどものに使われていますね。意外にも醤油にも使われていますので、有機小麦を使用したものを選択したいです。


ちなみに精製小麦より全粒粉の方が栄養価は高いです。

小麦精製品では、外皮や胚芽が取り除かれ、主に内部のエンドスペルムが残ります。これによって食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが失われ、主にデンプン(炭水化物)が残ります。対照的に、全粒小麦製品は小麦のすべての部分を含んでいるため、栄養素がより豊富です。

全粒小麦製品には以下のような栄養素が含まれています:

  1. 食物繊維: 小麦の外皮や胚芽には食物繊維が多く含まれています。食物繊維は腸内の健康をサポートし、便通を促進します。

  2. ビタミンB群: 小麦にはビタミンB1、B2、B3、B5、B6が含まれています。これらのビタミンはエネルギー生成や代謝に関与しています。

  3. ミネラル: 小麦にはマグネシウム、リン、セレン、鉄などが含まれています。これらのミネラルは様々な生体機能に必要です。

昔パンを作っていた頃は、全粒粉をよく使っていました。今は米粉で作っていますが、小麦のパンはパンで美味しさは否定できませんね。いただいたら美味しく食べています。

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