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千年帳「広島県『大聖院』の秀吉ゆかりの御朱印と秋の切り絵御朱印」を書かせていただきました

「千年帳」では、四国の職人技を集めてオーダーメイド納経帳・御朱印帳を制作・販売しています。

日本各地のライターが、自分の足で訪れた「御朱印」をご紹介。
神社や寺院の歴史を紐解きます。

私が書かせていただいたのは、「広島県『大聖院』の秀吉ゆかりの御朱印と秋の切り絵御朱印」です。

9月、宮島にある大聖院だいしょういんで、秋の切り絵御朱印の配布が始まったお知らせが私のスマホに届きました。

新品のカメラを抱えて海を渡りたどり着いた大聖院では、見るもの全てがキラキラして見えます。
しかし、参拝を終え宮島を後にする時には「これを記事にできるのだろうか?」と不安な気持ちで帰途につきました。

大聖院は、日本三大厄除け開運大師の一つであり、四国八十八ヶ所、中国三十三観音道場のお砂場踏み道場です。
境内には、本尊の安置されている勅願堂、観音堂、摩尼殿、あらゆるところにお地蔵様がおられます。

情報が多すぎてどこを切り口にしたら良いのか、混乱してしまったのです。

すでに厳島神社の記事は、他の方が投稿されています。
宮島について一般的な内容は、書くことができません。

大聖院を紹介する意味があるのか?
読者が知りたいことは何なのか?

そう考えた時、宮島のもう一つの世界遺産が思い浮かびました。
弥山みせん原始林です。
宮島には2つの世界遺産があります。
海に浮かぶ厳島神社と後背の弥山原始林。

宮島は神様の島です。
今でもそこに暮らす島民は、「出産と死」は穢れとされ島外に出なければなりません。
島全体が御神域の宮島について、厳島神社だけではない宮島の魅力を伝えたい思いが、ふつふつと湧き上がってきました。

まずはweb上の情報を一つ一つ確認する作業から始めます。
どうしても裏が取れない情報を、文化庁のサイトで見つけた時には「これで書ける」とホッとしました。

広島で生まれ育った私だから伝えたい。
その思いで、写真を選び文章にしました。

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