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A Pinch of Salt 塩ひとつまみ

たかが塩、されど塩。たったひとつまみの塩が英米両国を巻き込んだ大論争になっている。

アメリカの名門女子大で教鞭を取る「アメリカ人の」ミシェル・フランケル教授が専門の化学的根拠を呈して、美味しい紅茶を入れるコツは「塩をひとつまみ入れること」と発表した。

紅茶の本場、イギリスで多数のメディアに取り上げられたこの新提案、「アメリカ人に紅茶の何がわかるというんだ!!!」と多くのイギリス人の逆鱗に触れ大論争となった。

「紅茶に塩を入れるとは犯罪にも等しい行為だ!」という意見から、「この提案は多くのイギリス人をカンカンに「沸騰」させた」など、半分本気、半分は「無知な」アメリカ人をディスるお笑いぶくみの大論争。

ヒートアップした論争に、とうとう在英アメリカ大使館が正式な声明を表明するに至った……。それがまたおかしいのよ!

さて、アメリカ大使館の声明とは?この論争、いったいどこに行き着くのか?続きは下のブログで読んでね!!

コーヒーにも塩ひとつまみ、という意見があり、実は試してみたが塩味のコーヒーができただけであった。紅茶についてはまたおいおい試してみたいと思っている。

紅茶にはスコーン、これにも「先にジャムをのせる」「いや先にクロテッドクリームだ」という論争がもう100年以上続いているということだから、イギリス人はこういう論争が好きなんだね、きっと。ちなみに、亡くなったエリザベス女王は「ジャムが先」派閥だったそうだ。

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