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色んな分野をつまんでいたコンサルから、0→1の投資スタートアップの立ち上げに飛び込んでみた

初めまして、吉岡と申します。この度ブルーモ証券株式会社の1号社員としてジョインしました。
元々は東京大学の大学院を出てから新卒でマッキンゼーに3年ほど在籍していました。3年という短い期間でしたが、新規事業やDX、戦略策定、組織戦略等様々なプロジェクトを経験し、そんななか今回ブルーモに参画することになった経緯と個人的な想いを少し書いてみました。


半ばモラトリアムという気持ちでマッキンゼーに入った

元々、大学時代何をしていたかというと、その時々で興味があることをつまんで勉強していました。学部時代はまちづくりを学んだかと思いきや、大学院では技術経営を学び、研究にも活きるからという理由でプログラミングにも打ち込んでいたりしました。唯一ずっと続けていたのはサッカーで大学4年間も部活で過ごしていたのですが、逆にいうとそれ以外のことはその時々で興味があることに首を突っ込んでは他のことをやり、という感じでした。

そんな中で就活を迎えたわけですが、企業選びには苦労しました。サッカー界に貢献したいとか考えたり、エンジニアになって色んな開発ができるようになりたいとか、世の中の情報格差を埋めて非効率を解消したいとか、漠然と取り組んでみたいことはあったのですが、正直それを実現するにはどんな仕事をすればいいのか見当がつきませんでした。

最後は、とにかく優秀な人々と働いて地力を身につけてどこででも活躍できる人になりたい、世の中のビジネスの課題を広く知りたい、と思いマッキンゼーに入社しました。

結果、入社してみて、すごい良かったと思っています。毎回異なるクライアントの課題に対して新しいチームで取り組む中で、スピード感を持って一つ一つの課題を解決していくことの楽しさ、その過程でのチームやクライアントとのやり取りは個人的にとても充実していましたし、やりがいを感じていました。

何より、一見面白くなさそうなことであっても、結果を出すために深く入り込んでみることで、常に新しいことを知ることができ、その面白さが見えてくる感覚を、短期集中のプロジェクトの中で何度も味わうことのできる環境は、他にはないだろうと感じていました。

モラトリアムから一転、投資サービスで世の中の課題を解決するところまでやり切ろうという想いでブルーモへ

マッキンゼーでの仕事はとても充実していたのですが、3年弱ほど働く中で、このままコンサルタントを続けていくことの迷いがありました。大企業のトップと膝詰めで課題解決をしていくのは楽しかったのですが、顧客の潜在的なニーズは見えていた一方で、そのニーズを解消したところで企業の規模に見合った儲けにならなかったり、組織の制約があったりという理由で検討が後回しになってしまう大企業特有の課題にもどかしさを感じるようになりました。

そのような顧客の潜在的なニーズの一つとしてみていたのが、個人の資産に関する課題でした。「貯蓄から投資へ」と言われている一方で、動かす金額の小ささからどうしても大きなビジネスとして着目されにくいという事業の特性がある中で、「いっそのこと自分で何か事業を立ち上げられないか」と思い金融・投資関係の事業の立ち上げを考えるようになりました

実際に数ヶ月ほどVCの知人等にも相談しながらいくつかアイデアを考えていたのですが、調べていけば行くほど、金融業界は参入がとても難しく、収益化も難しい領域だということがわかり、**「正直、これまで半分モラトリアムのような気持ちでコンサルに入ってきたような人間が開発や業界に関する知見を持たない自分がやり切るのは難しいし、正直続ける自信がない」**と半ば諦めてもう少しコンサルを続けよう考えていた矢先、たまたまオフィスで中村から事業の紹介を受けました。

中村と会社のビジョンや事業の内容について話してから参画を決めるまでは早かったです。中村とは少しだけ一緒に働いていたので働き方や価値観もある程度わかっていましたし、何より自分が少し言い訳をつけて先延ばしにしていたことに対して本気で取り組もうとしており、「この人とならやり切れる」「すぐに関心が移ろってしまう自分も一歩踏み出して飛び込むなら今しかない」とジョインすることを決めました。

「投資をみんなのものに」に向かってどっぷり入ってみたら、コンサルタントの時よりも日々の新しさがあった

こうした経緯で投資サービスに身を捧げるようになったわけですが、総じて、移ってきてよかったと思っています。とにかく色んなことに興味が移ってしまう私ですが、ブルーモではコンサル時代よりもより毎日の新しい刺激を受けるようになりました。細かくみてみると次の2つが大きな理由かなと思っています。

  • ハイレベルの事業戦略からボトムレベルの実務まで毎日のように新しいことにトライできる新鮮さがある

色んなプロジェクトに関わることができたコンサルタントから、事業会社で一つの事業に注力するようになるって聞くと、なんとなく「ずっと一つのことをやり続ける」ように聞こえるかもしれませんが、いざ関わってみると、むしろ真逆でした。

実際に会社に入ってから、事業戦略や組織戦略といった大きな検討を行いながらも、社内のルールづくりや面接、システムの要件定義や外部との交渉等、とにかく色んなことをやっていて、毎週、毎日のように違うことをやっています

コンサルタント時代はプロジェクトとして1つの大きな課題を解決することに注力していましたが、それをいくつも並行して進めるような感覚で、毎日のように新しいことをやり、新しい学びがあります。

  • コンサルタントとしてクライアント、チームと働いていた時以上に、幅広い人と深く関わるができ、いろんな視点が楽しめる

マッキンゼーにいた頃も、「これほど色んな人と関われるような仕事はなかなかない」と思っていました。クライアントやチームが毎回変わることは当然ながら、何かあればいつでもグローバルのエキスパートに相談をしたり、エンジニアやデザイナーといった方々とも関わる機会がありました。

ただ、いざブルーモで働き始めてみると、さらに新しい人との関わり方ができるようになりました。実際に会社に入ってみると、CTOの小林をはじめとするエンジニアや、アプリ開発に関わるデザイナーは当然ながら、証券会社で3~40年近く働いてきたような専門家、弁護士や社労士のような士業の方々と事業の相談をしたり、自分の色んな友人やLinkedinで知見をお持ちの方に連絡をしまくって手伝いをしてもらったりしています(コンサル時代は秘密保持の観点で一発アウトでした笑)。

また、特にエンジニアやデザイナーとは、日々密接に関わることができます。私自身はこれまでコンサルタントとしてエンジニアやデザイナーと関わっていた時は、プロジェクトの一部をお願いするような形で、たまに進捗を話し合うようなことが多かったです。それが、今はアプリの要件定義や外部事業者の選定等、毎日のように色んな相談をします。実際にエンジニアやデザイナーと膝詰めで話をすると、一見楽に見えていたデータマスター管理の大変さや、普段自分がスマホアプリをなんとなく触っていた裏側にあるデザインの工夫等、色々なことに気付かされました。

少しでも興味があれば、まずは飛び込んでみることで面白さがわかる

私は、証券会社での勤務経験もなく投資については素人に毛が生えた程度ですが、今回ブルーモにジョインしました。会社として「投資をみんなのものに」というミッションを掲げていますが、素人として自分自身が学びながら、みんなにとっていいサービスを届けたいと思っています。

これは必ずしも、最初から投資が大好きでなくても、また投資について色々と知らなくても良くて、私自身最初は自信がないと思いながらも、今回ブルーモに入ってみて改めて想いが強くなったと感じています。

投資にちょっとでも関心がある方、何か大きなことをやってみたい、新しいことに挑戦してみたいという方、ブルーモに飛び込んでみませんか?少しでも興味があれば、一度ご連絡いただけると嬉しいです。

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