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わたしの推しサービスの話

この記事は、現在受講しているさとゆみさんライター講座の宿題(商品やサービスを推す)として書いたものです。個人のnoteに掲載してもいいとのことだったため、掲載します。

昔から、バッグが重いタイプの人間だった。
心配性でいろいろなものを持ち歩きたくなってしまう性格というのもさることながら、わたしの場合、一番大きいのは「本」の存在だったりする。

電車での移動時間とか、誰かとの待ち合わせに早く着いたときとか、そういう時間はできるだけ本を読みたい。だから、外出時には必然的に本を持ち歩くことになる。

読みかけの本、もし時間があったら読もうと思ってる本、買ったばっかりで早く読みたい本、続きが気になってる本……。

外出前にどの本を持っていくか悩み、厳選に心を砕き、「もし読み終わって暇になってしまったら時間がもったいない」と未来の心配までして、ようやく持ち出す本を決めるのが常。(ただ、「もし読み終わったら」と持って行った予備の本まで辿り着けた試しはほとんどないのだけれど……。)

そんなんだから、バッグの中にはたいてい複数の本が入っていた。重いけど、本は読みたいから仕方ないな、って思いながら、いつも本を持ち歩いていた。

けれど、重いバッグを持ち歩くのはけっこうストレスだったりする。肩がバキバキに凝るし、電車で立ったままずっと持ってるのも、筋トレかと思うくらい疲れる。それに、本をバッグに入れていると、ふと気づいたら盛大に折り目がついていたり、雨で濡れてシワシワになってしまったりして、本をかわいそうな状態にしてしまうことも少なくなかった。


本は読みたい、けどバッグが重くなるのは無理、けど読み終わって暇になるのも嫌。読書が好きな人ならわかってくれるんじゃないかと思う(わたしだけ?)。まぁ、そんな都合のいい話なんかないよな、としばらくそのまま過ごしていた。

けどここ数年、この超絶ワガママなわたしの希望を叶えてくれるものを見つけて、日々めちゃめちゃ活用している。それが『Kindle Unlimited』だ。

これはAmazonが提供している電子書籍(kindle)読み放題のサービスで、月々定額の支払いさえすれば200万冊の本を全て読むことができるというもの。「読み放題」なんて本好きにとっては夢のような響き。

電子書籍だから、たくさんの本を一度に持ち運べるというのがすごく良い。過去のわたしのような、本で荷物が重くなるタイプの人間にはまさにうってつけだな、と思う。これを書いている2022年2月の時点では、一度に20冊までライブラリに登録しておくことができるのだけれど、私は常に上限いっぱいまで登録している。仮にこれが紙の本だったらわたしの荷物はとんでもないことになっているので、電子書籍はほんとうにありがたいな、と日々感謝している。

スマホやタブレット端末が小さな本棚みたいな存在になるから、好きなときにいつでも本が読めるし、1冊読み終わってもすぐ次の本が読める。これまで抱いていた本を持ち歩くことに関する懸念が、Kindle Unlimitedのおかげですっかり解消された感じ。スマホで気軽によむことができるから、昔よりさらに本を読む時間が増えたのも嬉しい。

200万冊の本の中には、小説や実用書だけじゃなく、雑誌とか、漫画とか、ありとあらゆるジャンルが含まれているから、どんな人でも絶対に読みたい本が見つかるんじゃないかと思う。Unlimitedの対象本は定期的にどんどん更新されているので、もう読みたい本がないとか、飽きてしまったとかいうこともない。ちなみにわたしは2年前から使っていて、去年は120冊くらい読んだけれど、読みたい本は全然減っていない。むしろ増えてる。


これだけたくさんの本が、いつでも好きな時に読めて、しかも読み放題。なのに、月額980円というコスパの良さ。わたしのお財布はKindle Unlimitedに助けられていると言っても過言ではない。もし、今までこのサービスを使って読んだ本を購入していたとしたら……と考えると、ちょっと怖い。


元々紙の本が大好きなので、電子書籍なんて邪道、なんて考えていたときも正直、あった。けど、一度この便利さを知ってしまったらもう手放せない……!今でも装丁がキレイな本とかは紙で買うことも多いのだけれど、サクッと読める電子書籍にもまた良さがあるなぁ、と思いながら、日々愛用しています。『Kindle Unlimited』、とってもおすすめです。


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