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共感と、肯定と、励ましと。坂本真綾 LIVE 2022“un_mute”

11月27日、坂本真綾さんのライブ、“un_mute”に行ってきました。

自分自身を大事に、また明日から生きていこうと思わせてくれる、素晴らしいライブでした。

ライブに行ったのは、仕事の負担が増えて忙しくなった頃。慣れないことを自分メインでやらなければならなくなって、ストレスも溜まっていました。
加えて、ライターになるために今の仕事を辞めると決めたものの、今後の生き方について悩むこともしばしば。

そんなときに、ライブで触れた真綾さんの歌。ひとつひとつのその歌に、優しく背中を押してもらえたような気持ちになりました。

特に響いたのは『カザミドリ』、『Remedy』、『千里の道』。

変わることを恐れながら
ここに留まりたくもない
『カザミドリ』より
私をもっと もっと信じてあげたい
いつか 花のように
『Remedy』より
さあ今日も1日生き延びた それで完璧
世界にこれ以上いったい何を望むっていうんだ
『千里の道』より

共感と、肯定と、励ましと。全てが詰まったライブだったように思います。

わたしが真綾さんを知った頃にリリースされたアルバム『かぜよみ』の収録曲が多めだったのも、不思議な縁を感じました。あの頃出会った曲に、今も励まされている。

真綾さんは相変わらず美しかったです。座席は若干遠かったけれど、そのオーラは健在でした。
MCで、『千里の道』は落ち込んでたときに歌詞を書いたのだと話していて、「真綾さんも落ち込むことがあるんだ」と、当たり前のことなんだけれど、すごく親近感がわきました。真綾さんもわたしと同じ一人の女性なのだ、と。
同時に、そんなときでも作詞をするプロ意識はさすがだな、と思いました。


お互い大変なこともあるけれど、また明日からがんばろう。一日一日を噛みしめて生きていこう。
真綾さんの歌や、言葉から、そんなメッセージがあふれていたライブでした。

<セットリスト>
01. 菫
02. 言葉にできない
03.SONIC BOOM
04.雨が降る
05.プラリネ
06.ねこといぬ(27日)
07.Here
08.Waiting for the rain
09.ディーゼル
10.まだ遠くにいる
11.un_mute
12.Remedy
13.お望み通り(バンドのみ)
14.カザミドリ
15.Hidden Notes
16.空白
17.レプリカ
18.クローバー
19.千里の道


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