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『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』

この本は脳科学者である中野信子さんが世界中の頭の良いとされる人を見てきて感じたことをまとめたもので、それぞれの工夫をテンプレートとして私たちが利用しやすいように書かれたものである。

日本人は創造性において世界一だと評価されている。自己評価はとても低いようだが、工夫次第で自分に自信が持て、今以上に世界レベルで活躍できる人になれるのかもしれない。

【具体的に学んだ点】

勉強や仕事を集中したい場合、気持ちのスイッチを入れる行動を決めておく。それでも気持ちが乗らない場合も、まずは5分だけと決めてとりかかってみると案外すんなり仕事に入ることができる。

《意見が合わない相手との場合》
その1 相手を攻撃したり、自分を隠して受け入れるのではなく、相手と対等に話できるように、「アサーショントレーニング」をする。相手と意見が対立した場合は、相手に「あなたはそう思ったのですか?そう思われたなら私は悲しい」と自分ん主語にして感情を表現する。

その2 意見が合わない場合、まずは相手を受け入れ引き下がり、それから改めて改善の必要性を訴える。

その3 まずは話をさせて相手からの信頼を得る。(ラポールの形成)
相手に対して尊敬の念を持つことを忘れないようにする。

自己肯定感を高めるため、自分で自分を褒めてみる。

苦手な仕事は楽しむ工夫をする。自分の性格に合わせ、好きなものに絡めて楽しんでみる。
それでも無理ならば、その仕事が得意な人にお願いしてさりげないお礼をする

常日頃から、周りの人をよく観察し、素晴らしい点を見つけて、具体的に褒めてみる。相手のネームバリューではないところを心を尽くして褒めてみる。

仲良くなるために、その人の好きなことがわかっていれば下調べし、もし同じ趣味があればちょっとしたゲーム(好きな曲あてゲームなど)をしてみると打ち解ける。

嫌がらせをしてくる人には逆にアドバイスを求めてみる。最初は嫌がらせが続くかもしれないが、人は自分がアドバイスをしたことが正しいと思いたい生き物なので、自分がアドバイスした通りの結果になるように、そのうち嫌がらせがなくなる。

人の悪口は絶対に言わない。逆境もうまく考えられる強い意志を持つ。
恵まれた環境(場所、お金)がなくても、本がある。本(師)は自分で選ぶことができるし、嫌だったらやめればいいし、とにかく考え方で人生は変わる。自分で環境を変えよう。

ライバルの良い点を見つけて吸収する。
良いライバルを見つけて、ライバルの存在に感謝する。

目標を決めたら、期限を決め、「やらないこと」をまず決める。

物事を覚えるとき、五感を使って覚える。歴史などは、感情を口にしながら覚えると良い。(ひどいなあ。とか、ワクワクするなあ。など)
覚えたら必ずすぐ寝る。そうすることで記憶が定着する。


色々な頭の良い人を例に、様々なテクニックを伝授してもらえた。
自分のやりたいことを、周りの人や雰囲気をうまく操りながら心地よく進める

自分の思い込みをコントロールすることで誰も不快にすることなく自分のやるべきことができると学んた。






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