「自分と関わって良い人間は死んでもいいやつか、死なないやつかのどちらかだ」
幼い頃に両親を竜に殺され、引き取られた親戚も竜に殺され、その後も周りの人間は竜に殺されて、いつも何故か自分だけが生き残ることに疑問を感じながら、自ら狩竜人になったラグナ。
わずか12歳ながらとびきりの強さをもつ狩竜人のレオ(レオニカ)とコンビを組んで竜を討伐しながら、ラグナは日々の特訓を欠かさなかった。
ヘボ狩竜人ながらも、レオを守りたいと思ったからだ。
しかしある日、レオが竜にやられて死んでしまうというリアルな夢をみた。その夢はどこか現実味があったのだが、それは未来の自分