じゃあ、何がある?【記録と駄文】

YouthfulMaterialの猫寝来緋伽です。
最近暑くなったり、寒くなったりと大変ですね。
人間も大変ですが、動植物も「えぇ…」って顔をしてるような気がします。私の執筆活動は、基本。ひきこもり生活でして
カフェにいって執筆とかおしゃれなことはしません。

少ない楽しみ


そんな中で、少ない楽しみは。
映像作品をみること。
ライブや、ドキュメンタリー。時代記録。
身近にいえば、アニメ ゲーム 心霊。
最近はとくに、いろいろな表現者の世界で楽しませていただいています。
一つ一つ名前をあげて、ありがとうございます!って言いたいくらいです。

今期みている「だが、情熱はある」というドラマを1つとりあげて
話をさせてください。

些細な切欠

オードリーさん側よりのファンからなんとなくの話題が切欠でした
知ってる?程度のほんと些細なもの。
どちらかが特別好きで という形ではなかったのですが
どちらもそれなりに見ていたので、知りました。
さよなら たりないふたり~みなとみらいであいましょう~』で
がっちりとつかまれ。
某配信に課金していたので「お、あるぞー。程度で見て。
「うっそ…解散するの…?」と…衝撃の春夏秋冬。
解散ライブである 明日のたりないふたり でちゃんと大号泣。


そんな楽しみがドラマ化するって?

そんなこともあったことを、ぼんやりわすれていたころ。
ドラマになる…うそ…。え?なにをどうするの…?いや、見ないだろうな…。
美化されるのが常の世界で、ここまで大号泣したのに。
崩れたらどうしようとか悩んでいたら。
1話放送され、かなり話題に。

すこしだけでいいかな…?という軽い気持ちでみたら
ゾッとするくらいの再現度。いや、どこまで凝ってるの…?
そんなに知ってる方ではないんですけど。ぞわっとします。

「ラジオでもはなしてたやつかな?」と照らし合わせても、楽しんでます。
ドラマを全部みようって思うのは、かなりの難関におもえました。

イントロダクション|だが、情熱はある|日本テレビ (ntv.co.jp)

ドラマの冒頭。ナレーション(水卜麻美さん)。
―――
これは ふたりの物語
(話ごとにちがう文のあと)
しかし 断っておくが友情物語ではないし
サクセスストーリーでもない
そして ほとんどの人において全く参考にはならない
だが、情熱はある
―――

刺激してくる角度の強さ

同じようなものもある。同じような感情にもなったこともあります。
でもこれは、もうちょっと乱暴というか。
自己投影しないし、させてくれないから、特にという。
変な濃い強さがある。

成功物語を言いたいんじゃない。全く参考にはならない
ナレーションでいうように、ほぼ実話の話だし。
だからといって、汚いままでもない。

見ていると、強めの口調で、「お前は?」って言われてる感情になる不思議なドラマ。

いまいる場所と最新話くらいの展開が似ているから思うのかもしれません。色々な映像作品をみていいもの見たーとなっても。
変に冷静になってしまう癖があり。
「人は人だしなー…」「結局、めでたし系か」などなど
すっごい冷めた感情になることは、私だけではないはず。はず…です。
詳しくは、混沌を召喚しそうな文になりそうなので控えます。

それに近い言葉は、おそらく呪い

そう。
終着地点なんて、今はわからない。どこからスタートしたかも曖昧。
色々見たり、聞いたり、体験したり。刺激を求め。世界をつくる。
でも、0とか無とかでも表せないくらい空っぽからはじめる苦痛。
ある有名アニメでいう、白い世界に線を引く。そこが地面。
それをどこにするかで世界はちがってくる繊細なもの。
表現者や、世界を創造する人にとって、一生つきまとうもの…と
頭ではわかっている。
みんなも「同じ気持ちになったことあります」っていう。
少し安心する。
でもその時すでに自分の限界をすぎていたりする。
そうしていくうちに道として、理想の人のマネをしてみることを知る。
でも、結局 マネでしかない
マネだから、新しく道がつくれない
理想がまた遠くなる 私の弱さをみないでください 仏様。
あぁ。これ以上、遠くならないでほしいのに。
いっそ楽になろうと、筆を折ってしまおうか
どこに正解があるのか、どこで間違えたのか?

頭柔らかく 心穏やかに 好きなものを作りたいだけなんです 神様。
なんで、それがうまくできないのか教えていただけますでしょうか。
それは1人でもそう。みんなでつくるものもそう。

おみくじには大吉 気分は大凶

私はちゃんと 生きていることができていますか? ご先祖様。
ここが世にいう、地獄の間違いでは?

リフレッシュして。仕切り直しのリスタート
インアウト、インアウト。文字にする、会話形式にかえてみる。
どれでもいい、見える形にする。
自分の実力の低さに呆れる。

視線の先は雲の上だと、気付いて気付かないふりをする。
でもそこに、新しい糧を入れることは
慎重にしなければいけないことを知ってる

逃げ道は簡単に甘くささやいて入ってくる。
そう、逃げ道は、簡単。
過去の自分が灯りをつけて、舗装までしている。
そう、この来た道をたどればいい。
そういう風につくったんじゃないのに、つい戻ってしまう。
また適当なところで別の道を切り開けばいい。と思えてしまう。
でも、何度逃げても、何度やめたとおもっても。
必ず、また戻ってる。

これ、もう呪いといってもいいと思えます。
祝福なんておもえない。喝采なんて聞こえない。
そしてたどりついた
この呪いの解呪の方法。

きっちり腹をくくること。

永遠に思える解呪の道

聞く、見る、体験、刺激。記す 試す 悩む

自分のことを、理解しているつもりになる。
つもりになっていないと、やっていけない。
その方法でも、時間が必要。たりない。もっと楽しいことしたい…。
自問自答で胃が痛くなる 薬をのんで、寝る。

起きたらまた、最初から繰り返す。
昨日の体験は今日はできない。
消えたアイデアは、縁がなければ戻ってこない。

そう。これは過去形ではなくて。現在進行形の私の状況。
作業を途中で終えてしまった日には
自分が創造した世界に住む人が
急かしに来る感覚で目が覚めることもざらです。
だれが味方で誰が敵か。
私でさえ、私の味方ではなく、敵。超えなきゃいけない壁。

これ、結構身近な人に言うと、驚かれます。
私は、強い人にみえるのでしょうか?
関心がないから?興味がないから?
そこは、永遠に謎です。

もっと根本的に…。情熱といえるほどのものを、持てているのか。
このごろの天気とも違う。知り合い、同業。メンバーたちともちがう。
情熱ってなんだっけ…?

ドラマのたりないふたりは、泥だらけになりながら
時にはまわりと時には自分と殴り合っている。たぶん、それがみんなのいうところの情熱だとすると。
じゃあ…私は?

「だが、(やりたいこと)はある」


情熱だとしなくても。情熱だと呼べなくても。
休まなきゃならないとわかってても
動いていないと不安で もがくのは必然。
「やりたいこと」がそうさせる。
理想がどうのじゃなく 理屈でどうのじゃなく
そこにいる格好のわるい自分が、そうさせる。
時々で違っても いまは、進むしかわからない。

「あぁ……よかったぁ」といえる日まで。

「何を求めていますか?」
「大きな声がだせますか?」
「ひとの心が見えますか?」
「大人の世界を見ましたか?」
「帰るところはありますか?」
「胸をはっていますか?」

「あぁ。たりなくてよかったー」とたりないふたりのコントはおわった。

「あぁ。創作しててよかったー」と…セリフであったとして。
創作のひとつでも、最期の一言だとしても。
今の私には到底言えずに、終わるでしょう。

言えるようになる日がいつかくるでしょうか。

言えるようになる、まだ途中。
そして、違う角度からみることを覚えた
ひとつの指針にになりつつある、現在放送中のテレビドラマ。
「だが、情熱はある」

余談 主題歌もぜひ

SixTONESさんの楽曲は意識して聞いたことはないのです。が。
この曲も、歌詞も素敵です。ぜひ。

https://youtu.be/yvHfl1JEPc0

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