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仕事と心の健康:業務に応えることで見えてくるもの

とても大切なことが書かれている記事を発見したのでシェアしたいと思います。一読していただけたら幸いです。

オイラは業務上の人との摩擦が、そのままメンタルに響いてしまいます。ほとんどの場合、メンタルを病んでいました。
色々と工夫してきたのですが、何十年とうまくいかないのは、やっぱりセンスも適正も無いのかなと思っていますが、そんなオイラでも、こちらの記事に書かれていることは、とても大切だなと思います。

まずは求められていることに応える

まずは求められていることに応えるという姿勢を忘れてはいけないと思うのです。この姿勢があってこそ、創意工夫から、その仕事をこなすスキルを獲得できる。そこから見えてくる、効率化、改善策は耳を傾けてもらえる。

他の企業、他の業界では当たり前だったやり方を持ち込んで、こうすべき、ああすべき、と言うのは簡単ですが、業務に応えていなければ、仕事ができない単なる言い訳にしか聞こえません。もちろん、自分の裁量権の範囲内であれば、効率化する方が良いのは言うまでもありません。

あるべき論、すべき論に執着する弊害

あるべき論、すべき論を最初から持ってしまうことがあるのですが、それは自分の勝手な「あるべき論」、「すべき論」であることが多いです。
これに囚われると、愚痴や文句しかでてこなくなり、果ては自分の権利を主張することに執着しがちになるような気がします。

新入社員でも、転職入社でも、その会社では、「何者でもない人」。
実績も何もないところから構築するのだから、しっかりと「求められることを一つ一つ応えていく」ところから始まるのではないかと思うのです。

義務と権利

若い世代の話を聞くと、時々義務と権利について考える事があります。
私にはこの権利がある、あの権利があると言わんばかりのことを言ってくるのです。
しかしオイラは、「その前に義務を果たしてるんだっけ?」と思う事が度々ありました。

例えばこういうことがありました。
入社したばかりで1か月もたたない社員がいました。その社員は、家庭都合で有給休暇を取りたいということでしたが、まだ1か月も経っていません。当然、有給休暇の取得は難しいことを伝えると、「会社は社員に有給休暇を取らせるのは当然ではないか」と言うのです。

「ちょっと何言っているかわからない」    byサンドイッチマンさん

確かに言葉だけを見ればその通りですが、入社1か月もたたない社員に有給休暇を与える企業があるのか?あれば、その企業に就職すればよいと思うのです。(ないと思うけど)

年次有給休暇が付与される要件は2つあります。
(1)雇い入れの日から6か月経過していること、
(2)その期間の全労働日の8割以上出勤したこと、
の2つです。
この要件を満たした労働者は、10労働日の年次有給休暇が付与されます。

年次有給休暇とはどのような制度ですか。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyungyosei06.html
厚生労働省 FAQ(よくある質問)より

有給休暇を取得したい理由を聞くと、判然としません。ただ単に「家庭都合」の一点張りで、よくわかりません。

あれ?権利と義務ってどっちが先かわかってる?

自分がしっかり業務で応える。しっかり結果を出しているのか?
日本古来の考え方で恐縮ですが、しっかりと出勤して勤務日数が足りているのか?そういった義務が果たせてないのに、会社に権利ばかりを主張する人が増えたな、と思うことが度々ありました。

会社はボランティアではなので、成果(義務)を出して、そこから権利が発生するのではないかなと思うのです。

自分の居場所を確保する

まずは求められる仕事を着実にこなすことが、自分の居場所を確保できる一歩かなと思います。そのうえで、自分が「働いたことで得られる権利」が守られていくのではないでしょうか。

あとがき

とはいえ、オイラは応えられていない

そうは言っても、オイラは求められることに応えることが出来ないままこの歳になりました。その度に、社会不適合者だなと自分に対して軽蔑ともとれる自己評価をしてきました。
ただ、社会ではなく、その会社、その業界に不適合なだけかもしれないと最近は思うようになりました。

もちろん、ご紹介した記事に書かれているように、まずは求められていることに応えることが、自然と自分の居場所を作り、メンタル的にも安定することにつながり、発言権も生まれるとは思いますが、どれほど自分で工夫しても、求められることに応えられていない以上、オイラには適正やセンスが無いし、その世界にいること自体、ある意味迷惑かなとも思っています。
(適性やセンスがあれば、病気にもならずに結果を出せますよねwww)
自分の強みやセンスを生かして、正しい方向に正しい努力ができない業界であがいた結果です。

自分が社会に貢献している手ごたえを感じて生きていきたい。そんな思いもあって自己理解を始めた経緯があります。

頑張ることと耐えることは違う

だからと言って、パワハラやブラック企業で頑張ることが正しいとは言いません。パワハラやブラック企業で耐えることと、仕事を頑張ることとは違うと思うのです。
パワハラやブラック企業で働いた経験があるものの、うまく説明できないのですが、パワハラは人間としての尊厳が脅かされますし、ブラック企業は明らかに自分の勤め人としての権利が脅かされます。それに耐えるのは違うと思うのです。

ただし、自分の意見や疑問が通らないからと言って、パワハラやブラック企業ではないと思うのです。自分としては今すぐ改善するのが正しい事だと信じても、タイミング的な問題もあるし、経緯を考えると今すぐ対処できることでもない場合があります。自分の想いに拘ってしまうと、結局は自分のあるべき論、すべき論に拘ってしまいます。

まずは正しい評価から、パワハラ、ブラック企業ではないと言えるのであれば、創意工夫をして結果を出し続けていくことが大切ではないでしょうか。

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