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うつ病にも役立つと思った本

うつになったのはなんでだろう?と素朴な疑問がある。
直接原因はパワハラや、そもそも持って生まれた性格からくる思考のクセだったりするのだろうけど、それ以外になんでいつもこう繰り返すのか?が疑問だった

その辺り何とかならんもんなのか・・・

自己理解ができていない

結論から言うと、自分は自分の得意や好き、大切なものを理解して人生を歩んでいないからこそ、うつ病になったのかもしれないと思った。
業界を変えてないから繰り返してしまう。

その気づきになった本を紹介する。

最近、やっと読書のクセが付いてきた。
興味がある本を読むと、どうしても自己啓発本だったりするのだけど、まぁ読まないよりはましだよね。(うつが悪化するから怖いけど)

その中の一つに「世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド」と言うものを読んでみた。

とても分かりやすい文章で、しかも簡潔に書かれているので、あっという間に読み切ってしまう。
私のような世代(50代)には、斬新な考え方だが、しっかりと根拠があるなと思って夢中になって読んでしまった。

その勢いで「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド Kindle版」も読んでみた。
2日連続で2冊の本を読破した。
この本を読んで、「あ、だからうつ病に自己啓発本は良くないのね」と腑に落ちる部分もあって、読んでよかったと思えた本だった。


「やりたいことの見つけ方」の方に書かれている、自己理解についてはオイラにとってはとても大事なことのように思えてきた。
そもそも、自分が判っていないから、自分の強くないところでやみくもに努力しているだけで、それって心がすり減っていくだけだし、成果も出ないということなのかもしれない。
そう思ったら、改めて自分の強みや得意、大切なことや好きなこと、何も自分のことを理解していない気がする。

YouTubeやセミナーが人気なのもうなづける。
詳細は書籍を読んでほしいのですが、「やりたいこと」の見つけ方は、「あ、だからオイラはうつ病をいつまでも引きずっているんだな」と思えた。
50歳も過ぎているからどこまで人生を変化されられるかわからないけど、自分が苦しむ人生に終止符が打てるように、何等かを変えていきたい。

そもそも適正が無いのだろう

本当につくづく今の業界って合わないだろうと思っている。サラリーマンにも合わない性格なんだろうなと。
どうやったらアジャストできるのか・・・みんなすごいなって本当に思う。精神疾患も発症せずによくやれるなって・・・
そう思うと、自分の適性に疑問がでてくる。

どうやったら自分の適性に合った業界が見つかるのか・・・判断が難しい
結局、学校では自分が思うことを書かされて、決められたコースを選択して、なんとなく決まっていく人生の道に進んでいく
でも、果たしてそれでいいのだろうか?
そもそも自分に合っている、合っていないってどうやって見分けるのか?
その判断が正しいとかどうやって決めているのか?

前述した書籍を読むと、その判断の仕方が間違っていたり、そもそも知らなかったりして、自分の人生の判断を誤っているのかもしれないなと思う。
そもそも昔はどうだったっけ???

進路を決める頃

そもそも社会人になるころは、バブルがはじけた直後
会社は年功序列などのそれまでの昭和、平成のあたりまえの慣例をずっと守りながらも、それでは通用しない時代がやってきていた。
オイラは社会人一年目は営業職だった。それまでの営業スタイルは、とにかく押しの一手で、何とか売り込むスタイル。
一家に一台みたいなものを普及させるスタイルだった。
だが、時代はバブルがはじけて、節約に傾倒し始める。
それまであまり気に入らなくても、使えるからいいかと高額な商品でも買っていたものが、まったく買わなくなった。
気に入らないもんに金なんか払うか!というのが当たり前になり(と言うかそうじゃなかった時代が凄いけど)財布のひもは固くなり、競争は激化していった。
当然、それまでのやり方を守るだけではどうにもならなくなる。

ただ・・・オイラたちが社会に出る前に言われていたのは、「体育会で上から言われたことは、遅疑なく言うことを聞く人材が、使える人材」みたいなことを言われていた。
いまでいえば思考停止と言われるような人間が重宝されていた。

時代の変化にどう合わせるか

だがそれでは通用しない
時代が変わったのだ。
にもかかわらず管理職は旧態依然の思想のままなので、売れるものも売れない売り方に拘っていた。
売れないのに「昔は売れた」から、売れない理由は「社員のやる気が無いから」と言うことになっていった。

商品力やデザイン力などの問題もあるのだが、その頃はそんなものは言い訳でしかなかった。
マーケティングやその他の今は当たり前のことが、その頃にはまだ無かったのかもしれない。

あれから30年経ったが・・・当然ながら、あの頃の思想は絶滅している。
VUCAの時代と言われ、30年前よりもさらに変化が早く、先が読めない時代になってきている。

その頃に判断した価値観等で生きてきたオイラは、まぁ生きていけないよね。。。
その辺りの、「なぜ、だめなのか」と言った部分にも少し触れられている。

ただ・・・大切なのはそこではなく、自分の適性を正しく判断して、自分を活かせるところに向かっていくことを、なるべく早い段階で実行することを本書では訴えている。

確かに・・・なるべく早くその「水を得た魚」になった方が良いに決まっている。

今のオイラは、本書の表現を借りれば、オイラは魚なのに、空を飛ぼうと努力してるのではないか。
飛べなくて、それで自分を責めて、周りからも責められ、鬱になっているのではないか・・・
そんな風に感じた。

読破したので、明日から少しずつ、本書に紹介されているメソッドを実行して、今からでも可能な変化をしていきたいと思う。
本書には自分の取扱説明書と出てくるけど、本当にそんな感じの資料が作れると良いなと思う。

そうすることで、少しでも病気になりにくい生活ができると思うから。



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