映画感想🎥2020年公開「望み」　　　Amazon Prime Video

こんにちは☂️Koです。

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2020年公開「望み」

監督：堤幸彦　出演：堤真一、石田ゆりこ、岡田健史

あらすじ：一級建築士の石川一登(いしかわかずと)とフリー校正者の妻・貴代美(きよみ)は、一登がデザインを手掛けた邸宅で、高校生の息子・規士(ただし)と中三の娘・雅(みやび)と共に幸せに暮らしていた。絵に描いたような素敵なお家に住む仲の良い四人家族。そんなある日、息子の規士が「ちょっと」と言って家を出てしまいます。しかし全然帰って来なく、心配した母は連絡をしますが、既読無視されていますが、何度も送るとやっと「悪いけど、いろいろあってまだ帰れない。でも心配しなくて良いから」と。その夜も帰って来ずに、家族みんなが心配し始めます。次の日の朝、ふとニュースを見ると規士の友達の男子高校生が遺体で発見されたとのニュースが流れます。それから家に警察が来て、マスコミもどんどんやってきます。SNSでは、規一は犯罪者同然の扱いを受け、誹謗中傷の嵐です。規士は加害者なのか、それとも被害者なのか。。。一部filmarksより引用（https://filmarks.com/movies/89501）

この映画、とてもシンプルなストーリーで進んでいきます。

行方不明になった息子の規士が、加害者か被害者かどっちなのかというだけだからです。

母の貴代美は規士がただ生きていて欲しい。罪を犯していても良いから生きてほしい。

父の一登は、犯罪を犯さないでいてほしい。極端な話をすると、被害者になってでも良いから罪は犯さないでいてほしい。

とてもシンプルな内容なのに、感情移入がしやすく、母と父の両方の視点を第三者の目線からみれるので、飽きずに見ることができると思います。

この映画が伝えたいことは、もし自分の家族の誰かが罪を犯したのか、それとも被害を受けたのかそんな場面になった時どう考えるか考えさせてくれる映画です。

普通に暮らしていれば、そんなことは起こるはずないと思いますが、実際にこの家族もその普通の家族でした。

そうです。想像もしていない出来事は突然起こります。

だからこそ、そのような出来事に冷静に対処すべく、準備が必要なのではないでしょうか。

これは、法に触れる行為だけでなく、自然災害などにも今日共通しています。

タイムリーな内容で言うと、自分や自分の身の回りの方々がコロナウイルスに感染したらどうするか話あっておくと言う感じです。

起きてしまったものは仕方ないです。それに対し、いかに冷静に対処して解決していくかが大事なのです。

話が少し逸れましたが、映画の半紙に戻りましょう。

これは僕個人の意見ですが、犯罪を犯すより、被害にあっている方が僕はマシだと考えました。あくまでも”まし”ですが。

一度犯罪を犯してしますと、今まで積み上げてきたものが崩れると同時に、未来が失われます。また、もし自分に家族がいたとしたら、家族にもその風評被害が及びます。たった1人の犯した罪が、周りの全ても人に影響を与えてしまう。しかも与えて影響が全てマイナス方向に。

映画の中では、父一登と、娘雅がその意見です。父には家族を養っていくために仕事をしなければならなく、娘には大きな希望のある未来が待っています。それができなくなってしまうと言う観点で見れば、その意見に僕は同情すると思います。

しかし、母貴代美の意見に反対というわけでなはく、まだそれまでの覚悟と愛を持っていなからだと思います。母貴代美は、ただ生きていてほしい。それを望んでいます。罪を犯していてもいいからまた会いたい。それだけの責任と覚悟に、胸が打たれました。

もし自分に子供が出来たら、そのように考える時が来るかもしれないと。

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ここまで映画「望み」についての感想を書いてきました！

シンプルなストーリ構成ながら、内容がとても深くどんどん吸い込まれていきます。一人ひとりの心情が第三者の目線から感じることができ、愛や責任、未来などについて考えさせられる作品です。

また、現代のメディアの闇や、ネットの問題などにも向き合っており、今一度自分の行動を改めさせてくれる作品でもあります。

とてもオススメです。

Amazon prime videoで配信しているので、気になった方は是非みてください！

ではまた次の記事で会いましょう👋