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コーチをする背景にある、想いと強み

コーチングは、何かを押し付けるのではなく、クライアント自身がすでに持っているもの、自分の力で描きたいもの、描けるものに気づき、行動を作るプロセスです。
様々な人とセッションを経験すると、人ひとりが持つ複雑さや多様さに、大変驚きます。コーチングは人ひとりのなかに、不思議で魅力的な小宇宙がある、ということを私自身が実感する時間でもあります。

好きなように生きて欲しい、という価値観

私のコーチングをするベースにある想いは、”好きなように生きて欲しい”です。
これは私が子供の頃から私が家族に教えられたことであり、家族に対して思っていたこと。変わらないこの価値観は、コーチングにとてもフィットしていると感じています。
可能性を抑えず、その人が自分らしさを開発しながら変化されていくことが嬉しいので、ありのままのご自身を受け入れながら前に進むお手伝いをしたいと思っています。
"好きなように生きる"ことは、人生を無責任に生きることとは真逆のあり方で、先天的にできることでも、何かの条件が揃えば恒常的に実現できることでもありません。傍からはそう見られる人も、環境がもたらす機会と苦難、自分との戦い、他者との関係性に日々頭を抱え、乗り越えようと、研鑽を繰り返しています。手放しと獲得を繰り返しながら自分自身の覚悟と信念を愚直に磨き上げ、自由を獲得し続けることは、簡単ではないのです。
それでも、各自が意識的に自立した個を磨きながら、自分の人生を時代(社会)と共に生きようとすることは、その人自身と社会の可能性の扉を開く重要な鍵だと信じています。

ミッション(使命)、ビジョン(目指す未来)、アクション(行動)

コーチングを学ぶうち、それまでやってきた起業家や経営陣、事業部長に対して、ミッションビジョンを描くサポート業務での、また様々なチームビルディングで行ってきたヒアリングがそれにコーチングに近いものだったと気づきました。
今後は、コンセプト設計やチームビルディング、インターナルコミュニケーションのプロセスに、コーチングメソッドを活用し、より本格的にプロセス価値を最大化します。

企業、事業、プロジェクトのPR、IR、ブランディングなどのこれまでのサービスから一歩踏み込んでコーチングをスタートさせた際、指針をより明確にする為、以下のようにミッション、ビジョン、アクションを更新しました。

ミッション(使命):可能性の解放
人、組織が”今”に向き合い、可能性を創造し続ける力を獲得することに貢献します。
ビジョン(目指す未来):違いを抱き、多様性を育む共創社会
正解のない時代に人、組織がそれぞれの個性を発見し、育て、独自の価値観を共創し続ける公益性の高い社会を目指します。
アクション(行動):コミュニケーションに変化を起こす
・コーチングによってセルフトークの実践、開発に取り組み、人材開発、組織コミュニケーションの継続的成長基盤を提供します。
・広報、ブランディングの体制構築および人材育成および実行を、ティーチング、コンサルティング、コーチングを取り入れてお手伝いします。

既存の枠組みにとらわれない着想と独創性で、複雑な問題に取り組む

セッション前、またセッション中に、クライアントさんのストレングスファインダーを共有いただくことがあります。目的達成のプロセスで、自己理解の促進、強みの強化などが出てきた際に役立てるのですが、こちらが私のストレングスファインダーの結果です。
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ストレングスファインダーでは、1.着想 2.未来志向 3.活発性**
1位の”着想”は、ブランディングやPRを仕事にしてきたことに繋がっているなぁ、と思いました。また、様々なディスカッションの場で、新たな視点を持ち込む際、重宝されていることもここに繋がっています。

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32位以降はほぼ特徴として皆無ですが、それより上位の特徴は、時と場合により発揮している気も自分ではしています。
診断元導入する企業も増えている、ストレングスファインダー

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16personalitiesだと、「論理学者」→「討論者型」**
ストレングスファインダーのように、オープンかつ企業でも活用されている16personalities(BMTI)診断の結果はこちらでした。
長らく論理学者型(INTP-T)だったのですが、最近診断すると、討論者型(ENTP-T)でした。フィールドは分析家で、革新性や複雑性や多様性を前提とする志向性、そこへの耐性が特徴のようです。
実際、コーチングをしている際、クライアントがどんな言葉を使うか、どんな表現を使うか、また矛盾について、よくフィードバックしています。

この結果から納得したのは、独自性や新たなストーリーの構築、発見、また即興性を得意とする一方、自由な発想が許されない状況やそれを試すことができない環境が苦手である事実。この気質が、多くのコーチングを学ぶ方がぶつかる「コーチングしているつもりがティーチングしてしまう、自分の仮説に誘導してしまう...」壁と無縁だった理由だと思います。

コーチングを受けてみたい方は、こちらのプレコーチングのお申し込みフォームからご連絡ください。
オンラインコーチングで行いますので、世界中、どこにいらっしゃる方でもセッション可能です。

次回は、私が行っているコーチングセッションの特徴をご紹介します。

⬇︎”コーチング”の定義、手法そのものについてまとめています。

⬇︎コーチングの進め方をご紹介しています。


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