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和菓子を食べた猫


はじめに

みなさまこんにちは、エンジニアの大隅です!皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回、イマーシブシアター「和菓子を食べた猫」へ参加してきたので張り切ってレポしたいと思います!

経緯

先日、大阪で開催された展示会に参加したんですが、そこで演出業プレイング代表の山本様と出会いました。話をお伺いすると「旅行×演劇という事業を行なっている」「日本各地の観光施設で体験型演劇作品(イマーシブシアター)を主催している」「団体旅行に演劇要素をプラスし、他では体験できない感動で特別感を与えることができる」などなどワクワクする内容ばかりで……え、何それめちゃくちゃ面白そう!

というわけで、帰宅後に調べると直近で開催予定があったので速攻で予約して行ってきたというわけです。

イマーシブシアターとは

イマーシブシアター(Immersive theater)は、2000年代にロンドンから始まり、以降ニューヨークを中心に注目を集めている体験型演劇作品の総称。伝統的に「観客が客席に座り、ステージ上の演者を鑑賞する」ものであった演劇を、「観客が自ら行動し、 演者と同じ空間に同居しながら物語の一部として作品に参加する」形式へと転換し、綿密な空間設計や五感を刺激する演出を通じて、観客を物語世界に深く没入させることを特徴とする。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

つまりどういうことかと言うと、「一緒に移動して場面を変えながら」「至近距離で演劇を見つつ」「時には選択に応じて物語が変わる」と言う大変エキサイティングで面白いコンテンツと言うわけです。

ダイレクトマーケティング

「えぇこれステマ……?」と思うかもしれませんがご安心ください、相変わらずのダイレクトマーケティングです。それどころか「和菓子を食べた猫」を運営している演出業プレイング様とは現時点で何のお取引もございません。つまりはただのファンが勝手に書いてます!イェイ!

ちなみに…

今回は会社関係なく完全プライベートでお邪魔したんですが、最近会社のnoteを私物化しつつあることに定評のある大隅なので「せや!会社のnoteに書いたろ!」と思いつき実行しています。社長が「いいよ!」って言ってたので何も問題はありません。なんて自由な弊社。

概要

今回参加したのはタイトルにもある通り「和菓子を食べた猫」。大阪府堺市にある「さかい利晶の杜」で開催されました。情熱の歌人「与謝野晶子」の幼き頃をイメージした可愛い恋を体験できる館内回遊型演劇イベントとなっております。

料金

なんと驚きの1,500円。博物館への入館チケットと立礼呈茶もついてこの値段です。イベントが終わったあとは館内を見学できる上にお抹茶と和菓子を堪能できます。

あまり芸術に触れてこなかったタイプのゲーマーなので相場感が分からないのが正直なところなんですが、めちゃくちゃ安くないですか……?

あらすじ

主人公(我々参加者)は猫。捨てられていたところを和菓子屋の「お嬢さん」に拾われる。厳しい「ばあや」の反対を押し切り貰い手を探してくれたおかげで命を助けてもらった。どうやら最近、「お嬢さん」が「かの人」への恋に悩んでいる様子……そんな中、我々猫のリーダー的存在「猫さん」に集められる。きょうだい達よ!今こそ命の恩人の「お嬢様」を助けるべく、立ち上がる時なのにゃ!

と言うのがあらすじです。

大正ロマンな時代設定の中で「猫さん」に案内されながら館内を移動しつつ、「お嬢様」と「かの人」の恋が成就できるようあれやこれや試行錯誤します。

登場人物

左から「かの人」「お嬢様」「猫さん」「ばあや」。役者さんはフリー素材らしく「どこにでも使ってください! 地の果てまで追いかけて見つけます!」っとおっしゃっていましたのでお写真をぺたり。イェーイ見てますかー?! 初回公演でお邪魔した猫のうちの一匹でーす!

そしてなんとお写真をご提供いただきました。ありがとうございます!早速随所に散りばめさせていただきます!

その日によって演じている役者さんが変わるそうなので、以下はあくまで私が体験した日の役者さんに対する個人的な感想になります!

猫さん

可愛い……!これに尽きる。衣装も動きもとにかく何もかもが可愛い。要所に挟まるお茶目さが非常にベリーキュート。

館内を移動する間はずっと猫さんが先導してくれるんですが、劇中は大正ロマン、館内は現代の建物。ですが「現実に戻される瞬間」みたいなものが全くなくてずっと没入感があったのはきっと猫さんのおかげ。すごい。

お嬢さん

線が細く儚げな印象で奥ゆかしく恋する乙女……と思ってたんですが途中からアグレッシブにぶっ飛ぶ。吹っ切れた時の満面の笑みと慌てて止める猫さんの掛け合いが非常に好き。

このシーンのあと、大人の事情で絨毯をひっぺがされてもお昼寝から起き(られ)ないお嬢様を見ることができました。

そして役者さんの横顔がとても綺麗で度々見惚れていました。羨ましいくらいの美しいEライン……

かの人

もうちょっと疑って?!(吊るされる和歌のシーン)

猫さんとお嬢さんと共に遠目に見守るシーンが多く、目の前に登場するのは最後だけだったんですが何せ顔が良い。声も良い。

観劇が終わった後、道幅の都合で縦に並んで移動する必要があったため「ドラクエみたいですね」って言ったら笑ってくれたのできっとめっちゃいい人です。ありがとうございました。

ばあや

最推し。登場した時にガラッと空気が変わったので「すげえ……」と思いながら間抜けな顔で見てました。「ばあや」とは名ばかりで若くてお綺麗な方なんですが演じている時の迫力がすごかったです。最後のお嬢様との掛け合いでちょっとうるっと来ました。

音響さん

登場人物ではないんですが……ひっそりと推しているのでご紹介。観劇中、どこからともなくBGMが流れるので「どこにおるんや?!」と思って探すと見えそうで見えない位置から持ち運べるタイプのスピーカーでBGMを流してくれていました。本当に絶妙に見えないので、きっと忍者の末裔か何かなのでしょう。場面移動のたびに(途中から意地になって)音響さんを探していました。

立礼呈茶

観劇の後はお抹茶と和菓子をいただけます。なんと日替わりで表千家、裏千家の方々が目の前でお茶を点ててくださります。与謝野晶子だけでなく、千利休の要素も体験できるとは、さかい利晶の杜恐るまじ……さすがは千利休と与謝野晶子を通じて堺市を体験できるミュージアム……

こういうなんかええ感じの涼しいお部屋です。小学生の頃に盆手前を少し習った以来でおよそ二十年ぶりの茶席。お作法はほとんど何も分からない状態だったんですが、厳密な作法などは気にせずいただいて良さそうな雰囲気を出してくださいました。ありがとうございました……ちゃんと勉強しておきます……

こちらの猫の形をした和菓子、食べるのが申し訳なくなるくらい可愛かったです。※なおこの写真が撮られた数分後には見るも無惨な姿に……

お抹茶の写真はお作法に気を取られすぎて忘れてました。すみません。美味しかったです。

感想

とにかくめっちゃ良かったです!!!!(語彙力)

想像力が欠如しているのでお邪魔するまではあまりピンと来ていなかったんですが、間近で(本当に目と鼻の先で)役者さんの演技が見れる上に自分も参加できると言うのは本当に貴重な体験でした。これは行って実際に体験しないと分からないタイプの臨場感でした……まじでめっちゃ良かったです……!

クソ暑……大変な暑さの中、電車+徒歩で片道1時間半の時間をかけて訪れたんですが、行った甲斐がありました。また行きたい。次は11月に別の公演があるのでひっそり行こうと思っているんですが「大隅さんのこと見つけたらステージに呼んで大縄跳びしてもらいますからね!」って言われました。どう言うことか全く分かっていないんですがめちゃくちゃ楽しそうなので大縄跳びしてきます。

さいごに

ちょっとでも気になった方!もしいらっしゃいましたらすぐさま予約してくださいね!(大声)

「なんかちょっと恥ずかしいな……」って思っている方もご安心ください。出演者の方々もそんな恥じらいを分かってくださっているので、良い感じに誘導してくれます。見学だけもできるみたいなんですがこれはぜひ参加してほしい。USJのジョーズくらいの気持ちで行けば大丈夫です。私が保証します。

ちなみに弊社代表、須田亘輝もフリー素材なので使いたい方はどうぞご自由にお使いください。

こんな感じでwebツールを使用して雑におもしろコラ画像を作っても多分おそらくメイビー怒られないと思います。(このnote記事が消えてたら察してください)

こんな自由で楽しい会社ですが気になることがあればぜひお気軽にご連絡ください!

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