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トランスサタニアン(天王星海王星冥王星)が揺り動かす2025年へ向かう

トランプ前大統領暗殺未遂事件で世界が沸騰している今日このごろ。

もしかすると、SNSでこの事件について語ることが禁じられるんじゃ?と思っているところです。
Xを見るかぎりですが、アメリカ人は集団ヒステリーぽくなっている気がしました。日本人のトランプファンもつられそう・・・。

7月4日がアメリカ独立記念日でしたね。
「7月の星の動き」の記事でジョーお爺ちゃんの星読みをしましたが、天が味方するのはやっぱりトランプ氏なのかな。

私はトランプ氏に個人的な怨みはありません(笑)
同じ双子座生まれとして、双子座の大統領のトランプ氏のユニークさと熱心さ、人を引き付けるスピーチの上手さを興味深く思っているんですよね。
あんな人はなかなか居ないですよ。

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トランプ氏のトランシット

銃撃事件のあった日、日本時間は14日朝。アメリカは13日の午後。
トランシットは、ちょうど火星と天王星、恒星アルゴル(食屍鬼(グール)の頭)が直列していました。

タイミングに合わせるように歴史的な暗殺未遂事件が起きるとはびっくり。火星天王星は銃という感じですよねぇ。

しかもトランプ氏のMCにコンジャンクションで、ネイタル火星(獅子座26度)&小惑星アメリカとスクエアでした。

またトランシット火星天王星が、トランプ氏のネイタル月(射手座21度)とクインカンクスでした。

ネイタル火星にトランスサタニアンがアスペクトすると、こういうことになるのねぇ。
ご無事で何よりでした。さすが強運。

流れ弾で亡くなった方がおられるとのこと、ご冥福をお祈りいたします。

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しかし、見事な写真ですよね。
トランプ大統領は流血しながら拳を振り上げて「Fight!Fight!Fight!」と三回叫んでいたそうです。

噂によると、カメラマンはピューリッツァー賞受賞経験者だとか。
だから大混乱の中でも、とっさの機転で国旗まで映り込ませることが出来たのかと納得しました。
まるで「アメリカの精神」を象徴しているような、歴史的な一枚になることは間違いないですね。

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再び革命の時代へ

そして興味深いことに、(時差があるので)7月14日はフランスの革命記念日でした。

フランス革命といえば、多くの人が思い出すのは有名な「民衆を導く自由の女神」(ドラクロア画)でしょう。
この絵もフランスの精神を現したものだと思います。

有名な絵画ですから、トランプ氏を撮影したカメラマンもこの絵は知っていたでしょうけど、偶然にも同じ構図(上向き三角)の写真になったところが、経験豊富な凄腕のカメラマンであることを証明していますね。

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7月7日にフランスで選挙がありました。
私は、マリーヌ・ル・ペンさんの国民連合が確実だと思っていたのですが、大どんでん返しが起きて、ル・ペンさんも唖然としていました。
いったい、何が・・・


ル・ペンさんが移民政策を改革しようとしたのが、裏目に出たのかもしれません。
下の記事に書いたように、彼女は「現代版レコンキスタ(国土回復運動)」をしようとしていたと思います。

選挙の前の週に出たEconomist誌の表紙で、トランプ氏とプーチン氏の背後に描かれた「民衆を導く女神」はマリーヌ・ル・ペンさんです。

タイトルは「ニューナショナリズム」

グローバリズムの対極にあるのがナショナリズムですが、新しいナショナリズムは「現代版レコンキスタ」ではないかと思います。

ちなみに、右端はイギリスのリフォームUK(旧:ブレグジット党)代表のナイジェル・ファラージ氏です。

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フランス革命と天王星

フランス革命で処刑されたルイ16世は、歴史的には「愚鈍」「気弱」のイメージですが、私的には「陰謀にはめられた善王」のイメージです。


西洋占星術では、革命は天王星のエネルギーだと解釈します。

天王星は、フランス革命より8年前の1781年に発見されました。
占星術では天体は人々の意識に影響を与えると考えるので、天王星発見から数年で起きたフランス革命は、天王星の影響だったと占星術界では伝わっています。

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フランス革命の幕が切って落とされた「バスティーユの牢獄の遊撃」は、『ベルサイユのばら』の「バスティーユが落ちた」のせりふが印象深く今も忘れがたいです。

バスティーユが襲撃された当日のホロスコープは以下です。
天王星は獅子座4度にあり、金星とぴたりとコンジャンクションしていました。
この時の獅子座の金星は、ベルサイユ(フランス王朝)を表しているように思います。

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時代が進み、天王星には「革命」「革新」だけでなく、テクノロジー、インターネット、AIの意味もあります。
戦争もAIを使用している現在は、天王星の影響を大きく受けています。
天王星は2025年に双子座に入り、さらにテクノロジーが進化するでしょう。


そして天王星は水瓶座のルーラーなのですが、フランス革命の時代はその水瓶座に冥王星が入っています。

冥王星の公転周期は約248年。天王星は約84年。
現在、天王星は牡牛座にあり、冥王星は248年ぶりに水瓶座に入っています。
牡牛座も水瓶座も不動宮と言われる場所です(もうひとつは獅子座)。


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水瓶座で破壊する冥王星

水瓶座に冥王星が入ったのは2023年3月でしたが、逆行して山羊座に戻り、再び水瓶座に入ったのが2024年1月21日でした。

冥王星は、2043年3月9日まで水瓶座に滞在します。

よかったら以下の記事もご覧ください。

西洋占星術では、冥王星は「破壊と再生」の星と言われます。
イメージとしては、破壊が起きてまっさらになった後に再生が始まります。
冥王星は0か100か、中途半端はありません。

最初の数年に壊滅的な自然災害や人為的災害、戦争という形で起きます。
物質の損壊だけでなく、やがて人の心も破壊します。
特に2025年は酷く、大混乱になりそうです。

1944年頃のガザ
2024年のガザ

再生が始まるとすれば2026年以降になると思いますが、私たちの多くが望むような形であればいいのですけれどね。

日本は前途多難じゃない?
ウクライナの借金肩代わりもしないといけないし。
アメリカはロシアとの戦争に日本を引っ張り込みたいし。


最後に長い余談

2024年が降り返し、いよいよ混沌としてきました。
安穏に暮らしたいと思っても避けられない強い流れがありますが、現実を選んでいるのは自分の意識でもあります。

たとえばわかりやすいのが、ネットのアルゴリズムです。
直前に検索したことや、自分が興味がある情報が先に出てきますよね。
無意識であれ、それが自分が選択している、あたかも正しい事のように現れる現実という名の幻想です。本当は何も起きていないかもしれませんよ。

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話は変わりますが、
「7月の星の動き」に書いたように、2024年7月のエネルギーは6、一桁にする前は15でした。

タロットカードに対応させると6は「恋人たち」、15は「悪魔」のカードです。「恋人たち」と「悪魔」のカードを並べて見れば同じ構図であることに気づきます。

「恋人たち」のカードは、エデンの園と思われる場所が描かれています。


ある人が言うには(誰が言っていたか忘れました)、
人間には「(原初の)エデンの園に帰りたい」という本能的な願望があり、とくに自分の人生に満足していなかったりすると、現状を破壊したい欲求や自殺願望が強まるのだそうです。

つまり「0」に戻りたいということですね。
そこからまた始めたいという本能的な願いを持っているのだそうです。
「1」からやり直したいと。
わかる気がします(苦笑)

0は愚者
1は魔術師

(0と1はコンピューター言語ですね!)


それを、世界規模で力づくでやろう(他人のことはどうでもいい)としている組織が聖書預言として「ヨハネの黙示録」にこだわっているという話でした。
それはもう心を悪魔に操られているようなものでしょうね。

「恋人たち」と「悪魔」は表裏一体です。
(6「恋人たち」も15「悪魔」も、神の創造性(三角)の表現です)

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2025年について

2024年もあと半年弱。2024年らしさが一番はっきり現れるのは9月になりそうです。

来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、ちょっとだけ言うと2025年はユニバーサルイヤー9の年。
9は一桁の最後の数なので9には完了という意味がありますが、1~8までのすべてのエネルギーが内包されているためカオスも意味します。

2025年は海王星も牡羊座に移動し、カオスは激しくなりそうです。
海王星の影響は芸術文化の面で期待できますが、欺瞞や幻想ももたらします。アルコールや麻薬関係のニュースや事件も増えるでしょう。

戦争も激しくなりそうな気が・・・前回、海王星が牡羊座に入ったのは165年前。
ということは、アメリカは南北戦争とか、ヨーロッパはイタリア統一とか、ドイツ統一戦争とか、日本は薩長同盟とかやってた時代です。

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見ているものは自分の意識が選択しているので、混乱を選んでいるのも自分です。見えているものより、見えていないものに注意を向けていきましょう。

今日はこのへんで。
お読みくださりありがとうございました。また近いうちに。

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