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宅地を畑にするのは難しいので、レイズドベットを作ってみた

もうタイトルそのままです。宅地を畑にするのは難しかったという話。

移住した場所は、畑を宅地化したところなのです。なので、地面には(一見)黒い良い土が見えています。移住前に借りていた畑と同じような状態の土。これなら、自分達で畑を起こすことができるかも!

なんて思ったのですが、そうはいかなかった。なぜなら、土はよいのですが石がすごい量埋まっていたからです。これは地盤改良のために行ったものかなと思うのですが、とにかくその量が半端ではない。もうね、直に畑を作るのは素人では無理!となりました。

業者さんに入ってもらって、畑にする部分の土を入れ替えることも考えたのですが、現状その精神的な余裕がなかったのですね。夫は単身赴任ですし、わたし自身体調を崩していたこともありまして。

何かいい方法はないかなと考えた結果、「そうだ!レイズドベットを作ろう!」となったのです。


色々考えた結果、90㎝×180㎝×高さ35cmのものを二つ、こちらは野菜を植えています。残りは、90×90×高さ17~18cmのもので、ハーブ用です。いまのところ六つ設置していますが、今後も増える予定です。

いわば大きなプランター型といってもいいかもしれません。なので、これまで畑でやっていた自然栽培とはちょっと勝手が違います。ただ、囲いを地面に置いただけなので、植物の根っこは深く地面に広がっていきます。そこがプランターとは違う点です。

実際の様子をちょっと写真で。90cm四方の高さ17cmくらいの枠、これはハーブ用です。写真の向かって右わきを見てもらうと分かるのですが、土の中から出てきた大量の石の一部。

木に柿渋を塗ってから、木枠を組んでいます

石をある程度除いたら(地中にはまだあるけれど、そこは植物の根と、もともと畑だった土に期待します)、柿渋を塗った木枠を組んで、それを設置します。もちろん、この木枠はパパさまお手製(そういうのが得意なタイプ)です。

木枠と土が直接触れないように(一応腐敗防止)に、内側に畔シートを挟みました

移住前に借りていた畑で使っていた畔シートを内側に設置しています。土が下からこぼれるのを防ぐのと、木枠の腐敗防止の意味を込めて。ま、どちらにしろ木は劣化していくでしょうから、おいおい何か対策は必要になります。

こんな感じで草マルチをしています。しかし、もはや何がどこにあるか、写真では不明(笑)

で、いくつか作ったハーブのレイズドベットの一つ。ちゃんと苗を植えてあるですが、草マルチをしていますでどこになにがあるのか、ちょっと分かりません。(いえ、植えた本人はもちろん分かります)

これらがレイズドベットを作った直後の様子ですが、いまはもうすでにボウボウに成長しております。恐るべし、ハーブ!

野菜のレイズドベッドも順調で、今年はミニトマトとバジル、紫蘇を植えたのですが、ミニトマトはトマト祭りを開催中です。ものすごくたくさんの花と実をつけています。


※ミニトマトの祭りについていは、以下に書いています。


レイズドベットというこの状態で行う栽培、自然栽培といえるのかどうか、定義にこだわると支障が出るかと思いますが、まあ自然菜園という範疇でのんびりやっていきます。とにかく、農薬は使わない、肥料も使わないスタンスは変わりません。

※農薬の諸々についても、そのうち書こうと思います。



話はちょっと飛びますが、実はオープンガーデンをしたいと思っていたのですよ。それがレイズドベットになり、地植えで考えていたレイアウトよりも植える場所が縮小したので、イメージと「なんかちょっと違う」状態です。

ま、でもとりあえずはこのままでやってみます。ハーブの成長具合を見てまたレイアウトなどを考えます。けっこう大きくなるのでね、ハーブ類は。

「自給する」という生活ベースに庭を作るのか、誰かに見せるというオープンガーデンベースで行くのか、考え直す必要がありそうです。オープンガーデンにしなくても、一角だけ動画などで見せられる場所を作るのもいいかな。今書いていて、そんな風に思いました。


何はともあれ、「たのしいから、ま、いっか~」でございますよ。やりながら望む形に変えていけばいいのです。それはまさに進化する庭!どんどん庭を進化させていきましょう。



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