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#20【防音室DIY】窓を塞ぐ

前回解体を終えて部屋の内部構造が見えてきました。ここからどうやってDIYしていくか考えていきます。


まず課題となるのが窓の防音対策をどうするかです。


防音は当然ながら室内の音を外へ出さないことが重要です。
そのため素材的にどうしても薄くなる窓ガラスは音が逃げやすくなるので、できるだけ窓ガラスを減らしておきたい所です。


バルコニーに面した窓のうち縦長の方はバルコニーへ出入りすることを考え、取り外し可能な防音パネルで塞ぎます。

一方横長の窓は開ける必要が全く無くなるので窓サッシを撤去して壁にすることにしました。



そしてこの家の特徴として、殆どの窓にシャッターが付いていることが挙げられます。

元々この物件は個人店舗として利用していた記録があり、小窓以外の窓にはシャッターが付いています。
今回このシャッターを降ろして外壁として利用します。

(多分シャッターが無かったら外壁から自分で作らないといけないので、かなり作業が大変になっていたはずです)


まずシャッターを下げた状態で強風が吹くとシャッターが揺れてかなり音がします。
なのでシャッターとレールの隙間をゴムパッキンを入れて塞いでいきます。



ゴムパッキンだけでは細かい隙間は塞げないため、パテで埋めていきます。
このパテは水道管工事等にも使われるため雨風を十分に防いでくれます。



このままだと他の壁と奥行が合わないので、断熱材を入れて調整します。
サッシレールと断熱材間の溝を埋めるため下辺はパテで埋め、その他の辺はシリコンコーキングを塗っています。



さらに僅かな隙間も解消するため、断熱材の上から防湿シートを貼りました。
加えて壁材のビスを留める部分を増やすために木材を左右に設置しておきます。



これで窓の開口を塞いで他の壁と同レベルになりました。かなり自己流で塞ぎましたが、一応形にはなったと思います。

といってもシャッター付の窓の塞ぎ方なんてネットで検索しても出てこないので、探り探りやるしかないんです笑


地味な作業ですがちょっとした隙間でも音が逃げる原因となるため、この工程はしっかり行っておく必要がありますね。

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