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ヨガでからだをゆるめると、生きづらさもゆるむ。
毎朝のヨガと瞑想を続けて10年になります。
朝、カチコチにかたまったからだをゆるめると、こころも少し、楽になります。
数年前、トラウマのフラッシュバックに苦しんでいたわたしは
ずいぶんとヨガに助けられました。
トラウマは、からだにも残ります。
ヨガをするたび、痛い痛いと悲鳴を上げていたのは、いつだってこころのほう。
今思えば、『危険なひと・状況から逃げられなかった自分』をずっと責めていたんでしょうね。
モラハラを笑って受け流してしまった自分。
失礼な言動にヘラヘラしてしまった自分。
それを行ったひとに対してではなく、自分を守ってあげられなかった自分をゆるせなかった。
逃げなかったからだをゆるせなかった。
こころとからだが、バラバラになっていたんだと思います。
ヨガをして、瞑想をして、まだまだいろんな場面を思い出す。
声が聞こえる。わたしの悪口を言っている声が。
でも、それはぜんぶ、過去のこと。
わたしは今を生きています。
数々のトラウマケアを試しましたが、
わたしにはヨガと瞑想、それからブロック解除ワークが向いていました。
インナーチャイルドセラピーは合わなかった。
傷ついたわたしは一人じゃないし、
自分のことを「かわいそう」と思うのも何となく違う気がした。
トラウマサバイバーにとって、
生きづらさを抱えるひとにとって、
『今・ここ』『ありのまま』と向き合うのはしんどいことです。
それでもわたしは、ためしにヨガをやってみてほしいな、と思います。
現実から離れてしまったこころとからだをゆるめることで、トラウマをゆるそう・忘れようとするのをやめることで、
やっと地面に足をつけられるから。
わたしが、そうだったから。
これからもわたしは、今を生きていきます。
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