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インナーチャイルドセラピーの落とし穴

こんにちは!エネルギーワーカーのつむぎです。

今日は、とあるガイドさんからのご相談にお答えします!

ガイドからのご相談

「うちの子、インナーチャイルド療法にハマって、そこから帰ってこれなくなっちゃってるんですけどおお!!」

「なんか、自己陶酔っていうんですかね?

何を言っても『過去の自分がかわいそう』で、メッセージを受け取ってもらえないんです・・・

このままだと、変な方向に走っちゃいそうで心配です。」


・・・ふむふむ、なるほど。

いわゆるアダルトチルドレン(毒親育ち)の方や、トラウマをお持ちの方がよくハマる落とし穴ですね。

いきなり結論言ってもいいですか?

結論から言っちゃいましょう。

『世のインナーチャイルド療法だけでは、トラウマは解決しない』

あのー、多方面からバッシングというか、方々がどよめいてますけど!!

わたしに怒られてもしょうがないです。事実なので・・・笑

過去の感傷に浸る、インナーチャイルドセラピーの罠

と、いうか、そもそもね。

インナーチャイルドセラピーなどの内観療法って、いわば精神的問題だけにアプローチするものなんです。

が、トラウマって、肉体に紐付いて残り続けるし、エネルギー的な歪みも同時に発生しています。

現代では、とにもかくにも心の癒しだ!と躍起になってしまいがちですが、(そして、『やったつもり』『癒したつもり』になりがちですが)肉体的・エネルギー的なアプローチだって、当然必須なわけです。


それが独学であればなおさら、

複雑なトラウマの仕組みを理解していなければ、本来トラウマでついた傷プラス、さらに余計な痛みに直面する危険が伴います。

人間は、フラッシュバックの最中であればあるほど『他者と関わること』を怖がる傾向にあるので、専門家を頼ることもおそらく少ないでしょう。

これが一番の大きな落とし穴です。 

潜在意識は、変わりたくない

自分ひとりでありのままの自分と向き合うことは、多くの人にとっては苦痛でしかありません。

それで何が起きるかというと、潜在意識が、とことん現実から逃げようとします。本人が自覚していなくても。

それが、『過去の自分がかわいそう』という自己憐憫になり、もっと拗れると『過去の○○が悪かったんだ』『全部私のせいじゃなかったのに』といった、他者に向けての自己中心的な攻撃性に変わっていきます。

『自分を思いやる』という意味では、一時的には必要ですが・・・。

いつまでも過去に浸っていては、変わりたいのに、変われない。

成長できない。

負のループに陥るんです。

ガイドへのアドバイス

最新の研究ではポリヴェーガル理論やトラウマ・センシティブ・ヨーガ、マインドフルネスストレス低減法など、身体的アプローチを行うトラウマ療法も出てきています。

なので、このガイドさんへのアドバイスとしては、

「うまくロウアー(人間側)を誘導して、正しい知識やプロに繋げるなど、複雑性トラウマの解消をしてあげてくださいね」

が最適解かと思います。

今は本もたくさん出ているからね。

合いそうなものを選んであげてね。


もちろん、この記事に心当たりのあるロウアーさん、 これを機にガイドの声をキャッチしたロウアーさんは、

ガイドに丸投げするのではなくて、即、本屋に行く!即、プロの手を借りる!など、行動してくださいね~。

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