2020年のハロウィン@ベルリン🎃
コビトさん19号第2波中のベルリンです。ハロウィン満月の今日。やっぱり秋になってもコビトさん19号に右往左往させられている私たち。
コスプレ好きでも無い兄弟は、ただ甘いモノが欲しい花より団子派なんだけど、街に繰り出せないのは、やっぱり寂しいみたい。
うちの近所だけなのかわからないけど、旧東ベルリン地区の街のど真ん中に住んでいる都会っ子にとっては、近所のレストランやカフェ、アイス屋さんに小売店などハロウィンに巡るだけでここに書き切れないほど色々な”美味しいもの”がもらえるのがハロウィンなんです。お店人たちも、こども達の訪問には寛大で、色々用意をしていてくれるんです。大人もびっくり店の試食的なことをしてくれる飲食店もここ数年増えていて、ちょっとそンなお土産話しも楽しみだったりしました。多分、住宅街のそれとはまた違う感じだと思うのだけど、まぁその話しは、置いときまして、、、。
「あ〜今年は残念だ、お菓子集めに行けない。美味しいものが食べれない」と前の週からからぶつぶつ言われたので、母は気合を入れてカボチャとリンゴ2層、カスタードクリームを入れたら3層のゴージャスハロウィンパイを家で焼いて秋味おやつをご提供しましたよ〜。
そして、モンスターは遠慮する事なく、たらふく食べてました、勿論。でも、これだけで満足してくれる我が家のモンスターではないんです。可愛げのない奴らですね、まさにモンスターです。もっと!もっと〜!のコール。
"trick or treat " ドイツ語だと "Süßes oder Saures" と言います。
「いたずらされたくなかったら、アレ(お菓子)を出せ!」ってやつです。
残念だけど、今年は2ndロックダウン目前にして、流石に街を練り歩くタイミングでもない。という事はうちのモンスターたちも理解はしてくれているものの。。やはり、アレがね。ないと始まらない。という事で
自宅で宝探し(お菓子集め)を開催する事にしました。
ホントこれ、私ただボン!と買ってきたお菓子をこどもに出してあげようと思っていたのに、アイディアの神様が直前に降りてきてくれて、急遽これをやることに!
要領は、こっちの子どもの集まる誕生日会よくやる宝探しゲームで、こちらの出す色々なヒントを謎解きながら隠された宝を探すゲーム。
色紙をそれ風に切って、問題を書く。アイディアが決まって、こういう風になってくると、結構私自身が楽しみだしちゃったりしてね〜。。こだわりだすとキリがなくなるので、グゥッとここは我慢。子どもは待てません。5分くらいでささっと準備しました。
問題1:きみたちの住んでいる星のお腹の中
問題2;からだについてしまった血をあらうばしょ
問題3:パパがモンスターに変身するためのくすりがかくしてある場所
問題4:君たちのしごとに行くときにつれて行くこなきじじい
電気を落として、家中を真っ暗に。小さいランプと、各部屋の蝋燭の炎の光のみの探索時間。暗いって最高の演出で、雰囲気がぐっとでて、いい感じ。子どもも、なんかワイワイと結構楽しんでくれたようで〜、母は嬉しかったでず〜。泣
ちなみに、「問題1:きみたちの住んでいる星のお腹の中」の答えはこの中。
これ、近年億ション街になってしまった我が家のある街の道端に捨てられていたお酒を入れる地球儀ワインバー。
地価高騰の前からこの地区に住んでいる我が家に、この中に入れるようないいお酒はないが、今回のお菓子を隠す場所に初めて使ってみました。
本当は場所を取るから邪魔なんだけど、朝登校しようとした長男が道でこれを見つけ「絶対欲しいから!」とパパに拾ってこさせたアイテム。(笑)結構子どもが眺めて楽しんでいるので、しばらく我が家に置いとこうかという感じのアイテムなんですが、うちの近所、結構いいもの落ちてますー。また話が逸れたか。
閑話休題。
という事で、こんな風に、「暗い家の中のあちこちに隠されたお菓子を探し出してもらう」というゲームをやりました。これからの暗い季節は、電気を落としての家の中アトラクションごっこ、結構楽しいかも、なんてちょっと思ったり。11歳の長男もまだ楽しめる!というのは発見です。
あ、他はどんな場所に隠されていたのか答えが気になります?
答え:
2. バスタブの中、3. パパがワインを隠している場所、4. ランドセルの中
家の中で大騒ぎの夕方の後の夕ご飯。
我が家の週末のごはん係は、パパなのですが、彼もこの日の夕飯はちょっとだけハロウィンテイストにしてくれました。こういう何気ない「ちょっと」が嬉しですよね、だからそんなあなたが好き(あ、惚気)。
先週から冬時間に切り替わったベルリン、そしてこの週明けからは再度町のロックダウン。感染者数が減らなければ、さらに厳しい規制も発令されるだろうし、私はそれをコントロールできはしない。コビトさん19号さんとはしばらくお付き合いが続きそうなので、こっちもそれを覚悟して過ごさないとならない。
そんな中でも続いていく日々の生活。いい事も悪い事も感動して過ごすことが人間の日々の暮らし。こうやって、イレギュラーな状況であっても、上を向いて、つつましくも、温かく楽しく過ごせる術を工夫しながら過ごしていきたいと思う 2020年のハロウィンでした。
来年はどんな風に過ごしてんだろ。。。。。。。。
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