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私が女性消防士になったわけ

はじめまして


私は消防署で5年間働いていました。



職員数は、約60人ほどの小さな消防署ですが
当初、女性は1人も居ませんでした。(現在は2人)

そうです。私が1人目の女性職員だったのです。


女性だからこその内部事情や感じることを
シェアすることで誰かの役に立てばなと思います。
※他の記事で書きます。


消防の道を選んだ経緯


さて、タイトルのとおり
私が消防の道を選んだ経緯をお話します。


もともと私は動物好き(中学時代の職場体験は動物園。修学旅行の自由研修も動物園)であり、動物園の飼育員か動物カメラマンを将来の夢としていました。


2011年3月11日  東日本大地震


将来のことなんて何も考えてない
普通の中学生から運命が変わった出来事でした。


いつもと変わらない掃除の時間。

職員室の掃き掃除をしていた私は、ふと目に入ったニュースに釘付けになりました。


「地震速報です」


大きな地震だ。こっちは揺れなかったな〜。

そんな軽い気持ちで掃除を終え、部活を終え帰宅。


いつものようにコタツに入ってゴロゴロしていると
緊急速報のあの音。


あ、そーだ。地震があったんだ。大丈夫かな?


ニュースを観てみると


津波で押し流される瓦礫。

逃げ惑う人々。

冷静さを失ったアナウンサー。


当たり前ですが、そこには見たことのない悲惨な映像にことの重大さに気付きました。


多くの人が助けを求めている中、テレビの前に座っているだけの自分が情けなく思いました。


連日続くニュースの中で、自衛隊・消防・警察の方々が現場に向かい人命救助を行う姿を見て

私も人を助けれる仕事がしたい


そう決意しました。

これが私が公安職を目指したキッカケ。


当時、


人命救助=自衛隊 


だった私ですが、高校、専門学校とこれまた話の流れがあって、結果的に消防の道に進むこととなりました。

そこの話はまたしますね。

まとめ

どこにでもいる普通の女子中学生が

東日本大地震をきっかけに

テレビの中で助けを求める人の姿をみて

人命救助に関心を持ち

人を助ける仕事をしたいと決意したのでした。


引用:photac
被災された方のご冥福をお祈りします。


ちなみに小学生や中学生が庁舎見学に来た際など

消防士になろうと思った理由はなんですか?

という質問はめちゃくちゃ聞かれますので
しっかり覚えておきましょう!笑

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