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いちばんやさしいDXの教本 人気講師が教えるビジネスを変革する攻めのIT戦略 【読書感想文】 目指せ未来のデジタル社会


★★★★☆
Amazonでレビューしたものです

「DX」(デジタルトランスフォーメーション)が、テレビや経済誌などで取り上げられる機会が増えています。DXとは「デジタルによる変革」、やさしい言葉でいえば「デジタルによって仕事や生活をよりよくすること」ですが、日本では、ビジネスの競争力を高めるために国が推進している取り組みでもあります。奇しくもテレワークが働き方の新常識になりつつあるいま、DXは待ったなしの状況であり、外部環境に左右されない企業体質をつくり上げるうえでも避けて通れません。本書は、DXのために必要な知識と実行ステップを、現場目線で丁寧に解説しています。ペーパーレス化など小さい規模のデジタル化から行い、徐々にビジネスプロセス、ビジネスモデルの変革を目指せるように、豊富な図を用いて解説しているのが特徴です。実際にDXを推進する立場の人から、先端テクノロジーに関心のある人まで、専門知識不要でスラスラ読めるDXのいちばんやさしい解説書です。

AmazonのHPより




1.DXとはなんぞや


先日の賃貸不動産経営管理士試験の勉強で、DXについて出てきました。


DXってなんだろうレベルだったので、試験後になりましたが、unlimitedになっていたこともあり、読んでみました。

2.職場のデジタル化からデータ活用、新しいビジネスへ


この本によると、DX=デジタルトランスフォーメーションとは、
”大量のデータから新しくビジネスを生み出すこと”
なんだそうです。

で、DXはいっぺんにはいかず、下記の①〜③の順序で進めていくそうです。

①デジタイゼーション=アナログデータのデジタル化
②デジタライゼーション=デジタルプロセスのデジタル化
③デジタルトランスフォーメーションDX=新しい価値の創出

この本では、自分の会社でDXを導入する具体的な方法などが書かれています。

3.個人のデジタル化はだいぶすすみました


個人的には、コンピューターも機械も苦手です。

でも、今こうしてPCで文章を打っていますし、スマホはスケジュール手帳がわりの財布がわり、連絡はメールやLINEで、デジタルツールがないと、生活はできなくなってしまいました。

さらに、コロナ禍からオンラインが増えました。実家の母と会えないときにはオンラインで会話していましたし、動物病院の受診もラインで予約して、連れて行けないこはオンライン受診しています。

goodnote6により、勉強が紙とペンから、iPadと apple pencilもどきになりました。

教科書や本もkindleやスキャンしたデータになっており、望まなくても、私の生活は急速にデジタル化しているようです。

4.社会のデジタル化は行政から


一方、私の職場について言えば、あまりデジタル化は進んでいません。
というか場所によって差が激しいです。
Slackを使っているところもあれば、いまだに紙のチェックリストにハンコのところもあります。


DXどころの段階ではありませんね。


なぜデジタル化がすすまないのでしょうか?

個人的に思いつく点としては、
・対人業務手作業業務では、いちいちスマホやPCをみていられない。
・急ぎの連絡が多く、ラインやメールではすぐ確認してもらえない危険があるため、電話連絡が多くなってしまう。
・個人情報を扱うため漏洩が心配だったり、ネットで攻撃を受けたりする懸念がある。
・法律の規制や責任問題があり、AIに任せられない。
・高齢者相手だと、そもそもデジタルが使えない。
などがあるかなと思います。

さらにこの本によると、「2025年の崖」問題で国はDXを進めているらしいのですが、都や県、市町村に提出する書類、送ってもらう書類は、未だに紙の郵送です。
メールだと相手がわからなかったり、漏洩の危険があるからでしょうか?
結局仕事で書類をエクセルなどデータで作っても、印刷して、これら行政に郵送しています。

国が指導しているのなら、まずは行政がもっとデータ化を推し進めないと、ではないでしょうか?

5.まずはどのデバイスでも読める形態の電子化を

この本はやさしくはなかったです。
知らない単語がバンバン出てきますし、ボリュームもあります。
正直ほとんど理解できませんでした。
でも、シンプルな図が入って読みやすく、なんとか最後まで読むことができました。

今回DXの本を何冊か当たってみましたが、2冊はスマホで読めないのでやめました。老眼には厳しい。もう1冊は本当に難しくて断念しました。

iPadでも読みますが、隙間時間で読めるように、電子書籍はスマホで読める形式がいいですね。

もっと簡単に読むならこちらでしょうか。


いずれは、Apple Vision Proをかけるだけで、バーチャル世界に入って、全てそこで完結できるようになるといいですねえ

著者:亀田重幸 (著), 進藤圭 (著)
ASIN ‏ : ‎ B08KFZH8HH
出版社 ‏ : ‎ インプレス (2020/9/18)
発売日 ‏ : ‎ 2020/9/18
言語 ‏ : ‎ 日本語
ファイルサイズ ‏ : ‎ 15698 KB
本の長さ ‏ : ‎ 287ページ

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