3月のライオン13巻【読書感想文】 明と暗 動と静 ただよう川の匂い
★★★★★
Amazonで2017年9月29日にレビューしたものです。
前半は前巻からのあかりさんをめぐる先生と島田さんのバトル、、というにはあまりに先生やっちゃいすぎです。若いなあ先生。
一方のあかりさんには捨男ののこした傷がまだなまなましく残っているようで、せつないかぎりです。
そして宗谷名人を前に船出する二階堂の話へ。某漫画か映画をおもいださせるノリですが、ちょっとハイになりすぎちゃったか二階堂。
そこからつながるように滑川の実家へ。滑川の欲と悩みも語られ少し人間味がでてきました。
最後は久しぶりの後藤と香子。
考えてみれば香子もあかりさんも24,5? 見た目よりはまだまだ内面は不安定な女の子なのでしょうか。
前半の楽しい恋愛模様から後半に移るにつれて静かになり、川から立ち上る死の匂いが浮かんできます。
なんとなく不吉な空気がただよう感じも。。。
主人公は今回ほとんどでてこないです。
先生には頑張ってほしいですが、島田さんとあかりさん、零とひなちゃん、二階堂とももちゃんとかなったら素敵だな。
それにしても、スミスはいい人ですね、あちこち気をつかって。彼こそ幸せになってもらいたいものですね。
あと、柳原師匠とかどうされてるんでしょうか?
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