兆藤ヨサ

メンヘラが書き溜めたダークみしか無い詩を死ぬ前に放出しようと思い立ちました。

兆藤ヨサ

メンヘラが書き溜めたダークみしか無い詩を死ぬ前に放出しようと思い立ちました。

最近の記事

外で死ねば中で生き返る?

日記を消すと楽になる 消したい日記じゃなくても消すとスッとする 紙一重のところで進む方向をずらしてしまったのかな 頭がいっぱいになって外部保存したものなのに消去するなんて

    • いつも味方よ

      ことばも思い出も減っていく 皮だけになったら、誰かに中身と時間を詰めてもらおう 動けなくなったら、顔の無くなった人形みたいに生きていよう たぶんもう誰か来てくれるはず 私はこんなに演じたから

      • air

        私は人間じゃない 音の光の中でなら言える 自分に対して、相手に対して、周囲に対して、存在しない人たちに対しても、そう言える 今までよりも楽に言える 人間になりたいけどなれないと言える 私には無理かもしれない、時間が足りないかもしれない、と言える 許してほしいわけではなくて、でも、やっぱり許してほしい これ以上ここにいていいのかって言ってもいい? 何も返ってこないけど 夢はうまく造れるんだ だから大丈夫 これからもうまく生きられる 何の目的も無いままいつも誰かのために生きられる

        • 過去を満足させるため

          次に振り下ろされたら戻ってこれる自信がない 何が邪魔なんだろう それとも軽くなりすぎたんだろうか? 大丈夫 助けてくれる人がいるから私がどうなっても大丈夫 きっと助けてくれない大勢の人たちの中に少しだけ味方がいるから大丈夫 今まで隠し埋めたものも掘り返したいけど、どこに埋めたか忘れちゃって、なかなか反芻できない だけど大丈夫 記憶だけあればいい 感情が伴わなくても味方は強くて優しいから大丈夫 こう言うために私は自分を生かしたんだもの

        外で死ねば中で生き返る?

          きっとそのうち自分も

          大丈夫だね 私が何を捨てても、誰かが助けてくれる もう大丈夫

          きっとそのうち自分も

          心という演技

          自分には心なんぞ無いんだと思ってた時期がある 「心」という言葉も嫌いだった それを発音する人間を消したかった 心を作らないと適応の妨げになるので、人の真似をした 模倣で獲得するオリジナリティなんて、芸術もいいとこだ 今はやっと人らしく振舞える だけど作り物はやっぱり、押し込めた記憶を外へ伝達するための道具としては用が足らない というより、そのような用を足せる形に作ってしまってはいけなかった 私がしたかったのはその場しのぎだ もうできたから、次のことをしなきゃ このまま

          心という演技

          途中経過

          兄貴のマネして紅茶飲んでたの ちょうどバッグの中に仕事場から頂戴してきた美味しいラスクがあったから 一緒に食べたの さっきはやっとバイトから解放されてゆっくりお洗濯できた 幸せだよね、ゆったりお洗濯できるって 仕事してれば痩せたりはするけど、家の中を放置してしまうから、仕事はある意味毒物だよね 両立?何それ したい人がすればいい 隔週の勤務なら幸せ感はもっと増すのになあ 今日は蒸し暑いから部屋を寒くして快適 早く雪が降ってくれたらいいなあ 熱中症で死ぬより凍死の方が幸せ もう

          途中経過

          早く暗いところに戻りたい

          先延ばしにした感情がどうやって噴出するか知ってた 避けたかった スキルなんか持たずに素直に殺されていれば良かった 後悔したって遅い 生き続けるための言い訳をまだ捻り出せるって確信して、ここに残ってしまった 結局死ぬ勇気とやらが充填されてなかったんだ 実感が無い 自分がここにいて誰かに話しかけられているって実感がまるで無い 私の発しようと判断して発している言葉や考えは、確かに私のものだけど、それは誰のためのものなのか よく分からない どうしてこんなに嘘つきになったかってのは、嘘

          早く暗いところに戻りたい

          今考えてること

          私はいつも自分を外から眺めていないと自分がどう感じているかが分からないらしい 自分の中に入ってしまうと、途端に感情は消える いや、違うか いやいや、違ってない どっちなんだろう 私を雇った人たちは、私の精神衛生までは面倒見てくれない だから自衛するしかない 文句言わせない 金がほしい 出せ残業代 出させてやる ムダに残ってるんじゃないっていつか分かって後悔しろ 私に謝罪しろ 私を雇うなら1.25も1.35も予算に組め 後からせせら笑ってやる 自分が仕事できないくせに人に残る

          今考えてること

          古い本のホコリのような

          秘すると真実は真実以上になるんだ だから成就のスピードを少し緩めるためにここに書いておこう 私は日記を少しずつ捨てていく

          古い本のホコリのような

          誰にも殺されないこと

          これじゃ笑われちゃう 自分でも笑っちゃうわ またこんなことして って うん前からやってたの ずっと前からこうやって だってこれが一番の楽しみなんだもん これ以外は儀式 形骸 工具 媒体 楽しいよ 許されている限り生きてることは だからこれからも一人でいる

          誰にも殺されないこと

          るるる

          出すわけないでしょ本性なんて 私を殺すのは私 他の奴じゃない 今順調に私を追い詰めてるんだから邪魔しないでね これが私の目指していた地点? 何なんだろう 人の不幸で完成する心なんて 無くてよかった? いやいや あってよかった これも人間なんでしょ

          ららら

          流れていけ流れていけ全て無頓着に 私に触れずに去っていけ 住処なら私じゃなく次の者へ伺って 私の心は薬でツルツル 魚も棲めない綺麗な状態 ああ最高って最低 最低って最高

          空洞を覗かないで

          思い出が多いと帰りたくなる だからこれから作らないように過ごそう この世になるべく跡を残さないで この体だけ生きていけばいい 気持ちは生きなくていい 体よ あなたが願いを叶えて 半分捨てた自分の願いを叶えていって 自分を捨てる望みを叶えて

          空洞を覗かないで

          影と手をつないで

          未消化で吐いて土になっていく それは私の墓にもならないし、命にもならない それはそれのままで時が止まって、 私を待ちながら私に忘れられていく きっと再会は錯覚で、 影とお喋りしてるだけ 拾い直す機会も幻惑で、 記憶が私の夢をくすねているだけ 精一杯抗って時間を拒んで 剥がれ落ちる鱗をみんな拾ったつもりで でも「別れ」に耐えうる心に辿り着くと 鱗は両手の中で消滅していく お別れだけが両手に爪を立てて 両目に絹をかけて 淡い諦めが、心をますます眩しくする

          影と手をつないで

          真人間化

          見抜こうが見抜くまいが見抜かれようが見抜かれまいが どうでもいいんだ その防衛ラインを突破したことに何ら価値は無いから勝ちでもないの 嘘は美しくどこまでも強かでなきゃいけない そうでないならそれは嘘じゃない 綺麗じゃない嘘は嫌い つまらない真実よりもつまらない 一時の見栄など無駄なもの 構築しつくした虚構の砦を構えていてほしい 私を嘘で噛み砕いてほしい そうでないならそれは証だ、お前の視野の狭さの