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可愛獣マオモの波瀾万丈のエピソード集【エピソード9~初めてのI LOVE YOU♡】

UCLAから日本に帰ってきた後…

Sくんとの傷心がまだ癒えておらず
今度はオーストラリアへ行くことにしました。

そのオーストラリアでのお話を
いくつかご紹介したいと思います。


高校時代…
通っていた高校にはオーストラリアから
『交換留学』というカタチで
学生数人と先生がやってきていました。

当時その来日していた先生を
我が家がホストとして
受け入れたことがありました。

今度はその先生の自宅にお世話になることに…

その先生は日本語の教師でしたので
私はその日本語の授業の補佐として
毎日学校へ行くことになりました。

その日本語の授業では
最初は冗談かと思うほど…

『スイカが私を食べた』

教室の隅で見学していた私はズッコケました…

現在はインターネットや
グーグル翻訳などがありますので
こんな事は無いと思います…😅


ホストだった先生の自宅以外に
学校の生徒の家にも数日間でしたが
お世話になっていたことがありました。

先生の自宅に戻るという時の出来事


たった数日間でしたが…
色々といただき物があったり
現地で買い物をしたために
思いのほか荷物が多くなっていたので
運送業者を手配していました。

引越の時間になっても
業者はやって来ません…

少し待ちましたが連絡もありません。

私はしびれを切らし
運送業者に電話をすることに…

今日が引越の日で時間が過ぎていると
少し怒っている感じを伝えました。

すると意外な返答が!

「大丈夫!
引越は今日にしなくても地球はまわるよ。
ところで君はどうして家にいるんだい?
スタッフは皆んなピクニックをしているよ。
とても天気が良いから君も外に出るんだ!
じゃあまた明日~バアイ!」

・・・?おかしいのは私の方か?

何だかモヤモヤした気分のまま
言われたとおり外に出てみると…

とても爽やかで良い天気に
私はすっかり清々しい気持ちに…

あ~いい天気~気持ちいい~♪
引越は今日でなくてもいいかな~♪


もうすぐワーキングホリデーが終わる頃

私は「I LOVE YOU」と
英語で告白をしたことがありました。

いつも私のお世話をしてくれていた

『マシュー』

学校でもプライベートでもいつも一緒だった…

確信していました…
彼も私が好きなことに間違いはない。

ビザの関係で一度日本に帰るけど
すぐにオーストラリアに戻って来よう…

そして結婚して…
私はオーストラリア人になる。


その日…
告白しようと決めていました。
場所はヨットハーバーの桟橋…

傾いていく夕日…
乾いた爽やかな風…

ムードは満点…

私は思いきって「I LOVE YOU」

すると『マシュー』は
『壁ドン』ならぬ『桟橋ドン』で応え

右手で優しく…
ソッと私の左の頬に触れ…
そのまま髪をかき上げてきました。

「サンキュウ…マキ…」
(✱マオになったのは42歳〜)

私は静かに目を閉じました…


・・・?

少し間が開きすぎでは?

チューはまだ?

そして聞こえてきた言葉はなんと!

「アイアムゲイ…」

?・・・アイアムゲイってなんだっけ…?

うーん…日本に帰ろ…

私はいつ目を開けたのか
どうやって帰ったのか記憶が…

その後私はすぐに日本に帰って
結婚して子供を作りました…🤣


次回は…

私が車椅子生活になってから始めた
ホストファミリーについての
お話をしたいと思います。

家族からの猛反対を押し切って
受け入れた韓国の女の子2人組…
その子たちから帰国後に送られてきた手紙に
書かれていた言葉に受けた衝撃とは…

どうぞお楽しみに♡

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