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心理学と二面性について考える

約半年続いた夜勤が終わりました。

私自身もそろそろ終わりたいなぁと思っていたのでちょうど良かったなぁと思っています。

私の場合、引き寄せ力というのでしょうか、自分がこうありたいと思うとこうなる。

そんな気がします。

もちろん、そんな気がするだけですので、そうでないかもしれません。

しかし、そうでないかそうであるかというのは、気持ちの持ち方であり、これはスピリチュアルなどでいうところの二元性と言えるかもしれません。

自分の意思で辞めたのではなく、辞めさせられたとしても、その結果自分の心の安寧が得られたのであれば、それはその人にとっては良かったわけです。

外観から見ると、失業したと言えるかもしれない、しかし、失業したことでいままでストレスが溜まる仕事から解放されて、ストレスが解放されたのであれば、それはその人にとっては内面からすれば非常に良い結果を得たわけですから。

すなわち、その心は常に一意(一つの側面)ではないと言うことなんですね。

まして、人の心の内面なんて見えません。

でもね、残念ながら時々「人を思うように操る心理学、悪用禁止」・・・なんていうタイトルの本を見るたびに、まぁこんな本を読んで信用する人が居るんだろうなぁと思ってしまうわけですね。

だって、人の心なんてその本に書かれているような一面だけではないわけですから。
それを理解できないで、そんな本を読んでも何も得られるものはない。
それ故に、古本屋に行くと多くのそうした類いの本が売っているんでしょうね。

心理学の本・・・なんて言っても、例えばフロイトの精神分析とか夢判断、ユング心理学やアドラー心理学入門などを読むのなからともかく、あまり意味の無い決めつけの心理学本は正直意味が無いなぁと思ってしまうわけですね。

ある一面では正しくても、その裏側に同時存在しうる、個人的にはこうした裏側に存在する次元は複数存在する気持ちを無視しているわけですから。
もちろん、説明はうまくできないのですが、人の心が単一でないことは、皆さん自身がよくわかっていることではないでしょうか。
悲しい気持ちを抱きつつも、相手を嫉妬したり、若しくは悲しい事態に他人が巻き込まれたときに悲しむ反面で、その反対の感情を持ってしまうなんてことはないでしょうか。
少なくとも、人の心は単一なオセロの駒のように切り替わるものではなく、複数の次元が同時に存在する、そのうち最も顕在化した感情だけが表に出ている訳なのですから。
ちょっとまとまりがなくなってしまいましたが、改めて心のあり方というものを考える機会になれば幸いです。

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