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春に消えないで

かろうじて残っているマスカラでは遮れない、軽く目が眩む春の日差し。

温かな気候の中どこか冷静な思考、午前11時の駐車場で呟く「また会える?」

膨らみ始めた桜の木の下をくぐりぬけても、どうか君だけは消えないで。


“言えなかった
君を失いたくない
彩雲の影が
このまま消えないで”

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