20200501Fri-Diary

今日は『ぼんやりの時間』(辰濃和男著)という本を読了した。
ぼんやりすることが大事だっていう本(簡単に言いすぎ)。
作中にこういう部分がある。

つまり、動があって静がある。働きがあって休みがある、というだけでない。いい静があるからこそ、いい動が生まれるのではないか。いい休みがあるからこそ、いい働きが出てくるという面もあるのではないか。暮らしの中心にあるのは、むしろ静であり、休みである。たのしい休みや、幸せな静があるからこそ、創造的な動や働が生まれるのだ。そう思えてならない。(p119,120)

ぼんやりすることは静であり、動に繋げるためには必要なんだ、ということである。

ぼんやりの時間

どこでもいい。近所の公園でも、いつも通うコーヒー店でも、家の風通しのいいところでも。どこでも、ぼんやりして、自然と溶け合うことが大事なんだ。
私たちは毎日SNSなどの情報にまみれて、ゆっくりとする時間がない。仕事に追われ、暗いニュースに巻き込まれ、ぼんやりなんてできない。そんな人も多いはず。けれど、そのままではストレスが溜まっていって、悪くなると、うつ病になったりするかもしれない。

この本を読んで、私ものんびり、ぼんやりする時間を作ろうと思った。いつも何かに追われている感覚で、何もしていないと、何かしなきゃ!と焦る自分もいる。このままではいけない、と思った。現代の社会の波にのまれてしまっている。
何も考えない、ぼんやりする時間を作って、より豊かな生活になればいいなって思った。

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