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India pt.1真理と狂気のアゴラ 悪意なき悪の跋扈ニューデリー

みんな元気?調子どお?


インディアではチャイを飲み終えると陶器の器を地面に捨てるカルチャーがある。

勿体無くない?とローカルの人に聞くと、人間未満の階級の奴が作ってるからいいんだよとのこと。

決まった時間になれば神様に祈りを捧げながら生活する信心的な面に差別意識が内包されているようでなんだかとてもグロテスクな意味に於ける'人間'を感じた。


俺は思い出した、昔昔、ホモサピエンスがネアンデルタール人を食べていたという説を。つまり共喰いしていたということ。概念として差別は共喰いに似ていると思う。

そこで悟った。人間は宗教や科学、道徳を獲得しながら、現在でもこんなに容易く内なる獣性に征服されるという中途半端な生き物であることを。


中学の頃、夜家に帰りたくなかった俺は、地元のインディアコミュニティの人たちが公園で夜中何かを火に焚べている光景を目撃した。
立ち昇る煙柱が悲しいような祈りのような不思議で神聖だった。

当時の俺は、勇気もなくて何しているのかも聞けなかったし、ビートルズもその思想にかなりインスパイアされたという。
どんな場所で何を考えている人たちなのかとてもとても気になっていたとてもとても行きたかった場所。



紅茶は美味しい、食べ物はどのレシピもマサラ、芋、小麦粉、塩で構成されている。カレー大好きだけどインディアスタイルは少なくとも俺向きじゃない。服はダサい、ニューデリーで出会った人99%詐欺師。1%のいい人をmaxで信じられなくなる悲しさよ。


滞在中毎日詐欺された!詐欺スタンプラリー2023第一クオーター優勝、ギネス候補の俺です。毀誉褒貶の国インディア ラブ


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