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サッカー界の危機

コロナ禍でオンラインコンテンツの需要が高まるにつれ、サッカークラブ、指導者、保護者のあり方を考えなおさなければならないと感じます。



その理由として、まず新型コロナウイルスの影響により自宅時間が圧倒的に増加し、自宅での充実を求めるようになりました。
自宅時間に比例してゲームやNetflixなどを利用して楽しむ時間も増したと思います。
そこで大きな問題は、’’楽しさレベル’’’’時間の使い方’’の変化です。

ゲームや動画コンテンツにおいては、どのような体験でユーザーを没頭させ、競合他社より利用してもらえるかということ考え尽くされ、ユーザーの時間争奪戦が起こっています。



現に、練習前後の選手たちの会話では、オンラインゲームの約束やゲームについての話が多くなってきたように感じます。

スマホや任天堂スイッチでは、自宅でなくてもゲームが可能なので、試合会場で選手の兄弟がゲームをしている姿や、移動時にスマホゲームをしている姿も珍しくありません。

また、ベビーカーに乗っている子供までタブレットで動画を視聴している光景も珍しくなくなっています。

子供がゲームや動画視聴の時間が増している理由は、ゲーム体験の向上や、YouTuberの人気が増したということだけではなく、親御さんがそのようなコンテンツに「子供を預けられる」というメリットが大きいことも関係すると思います。

仕事、子育て、プライベートと忙しい中で、子供の面倒を一時的に見れくれるゲームや動画コンテンツは非常に助かります。

VRコンテンツが更に普及していく中で、今まで通りの指導や活動では、「サッカーが一番楽しい!」という選手は減少する傾向にあります。

サッカーにおける相手というのは対戦チームと思いがちですが、少し視点を変えると任天堂やNetflixだと思うのです。

ゲームや動画コンテンツといっても娯楽的なものだけではないですし、利用するメリットも多くあるので、一概に利用を否定することではありません。




結論として私の意見は、そのような子供の’’楽しさレベル’’’’時間の使い方’’が変化した時代背景の中で、クラブと指導者はサッカーの価値をどのように定義して活動し、保護者は選手にどのように関わっていくかを改めて考え直す時期だと思います。

2020年8月時点での小学生がなりたい職業ランキング(男子)では、プロサッカー選手が1位です。

1位 プロサッカー選手

4位 YouTuberなどのネット配信者


10位 eスポーツプレーヤー、プロゲーマー


この順位が逆転されないよう自分にできることを考えて行動し、情報発信も行っていきたいと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました⚽️

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