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自分の仕事とは

皆さんはどんな仕事をされていますか?

私はこのような質問に対し、「サッカーのコーチをしています。」という返答をすることにいつの日か違和感を覚えるようになりました。

もちろん、サッカーを指導することがメインですが、選手の成長環境を考えるとそれ以外にも多くの要素が関わると感じます。


とある保護者の方からこんなご相談をいただくことがありました。

「私から言っても聞かないのでコーチから言ってやってください。。」

子どものことを想って伝えていても時には子どもに響かないこともありますよね。

良くも悪くも性格、生活、社会性などがプレー、そして結果に現れるサッカーの特性を活かし、サッカーコーチという立場でアプローチした方が効果的なことがあると感じます。

例)子どもが電車で騒いでいる時
ここで騒いだら周りの人はどう思うかな?
サッカーでも周りの人の気持ちを考えられた方が良いパスが出せて活躍できるかもよ!

" 好きこそ物の上手なれ "

このことわざからも、子どもが主体的に好きなことに取り組んでいるのであれば、そこに携わる人たちの影響力や役割は多いと思います。

また、大人はほとんどの選手がプロになれないことはわかっています。

その上でクラブとして、コーチとして何を選手に付与していけるか考えています。

例えば、合宿の朝の散歩はなぜ行うのか?
朝は太陽光を浴びてセロトニンの分泌を促し、副交感神経から交感神経に切り替えることで脳のパフォーマンスを上げている。

そんなことを伝えてみるのも一つの学びになり、将来サッカーに関わらなくても役に立つかもしれません。


そういった視点で関わっていくうちに自分の仕事は「サッカーのコーチ」とは言い切れないと思ったのです。

サッカーのコーチ ≠ サッカーコーチ
美容の師 ≠ 美容師


" 関心は大きく影響にフォーカス "

この言葉の通り、幅広くアンテナを張り、サッカーコーチという立場で子どもの成長環境を支えられる手段を考えていきたいと思います。

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