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初心者のための投資のこれから<10月号まとめ>(無料)

FXを中心に、ドル円相場を、株、仮想通貨の今の状況とこれからの分析を、初心者向けにお伝えします。

配信日> 1日 4日 10日 26日 29日☜(最新記事)
あくまでも個人の感想です

2023年10月最新版 1日配信分


秋らしくなりました

9月のトレード、相場が終了しました。みなさんお疲れさまでした。
いよいよ10月相場の始まりです。
 その前に、
9月29日 最後の注目経済指標、アメリカPCEデフレーターの結果はどうだったでしょうか?
21:30 発表されます。
 8月個人所得(前月比) 前回0.2%  今回0.4%(予想0.4%)
 米国8月個人消費支出(PCE)(前月比)前回0.8% (0.9%) 今回0.4% (予想0.5%)
 米国8月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) 前回3.3% (3.4%) 今回3.5%(予想3.5%)
米国8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) 前回0.2%  今回0.1%(予想0.2%)
米国8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回4.2% (4.3%) 今回3.9%(予想3.9%)

ドル円は149.133円にいました。発表で一瞬、上昇して、すぐに下降します。148.939円まで下がると、上昇に転じて、149.272円まで上がります。
ここでまた下がり始めます。149.098円になります。そこからまた上昇しはじめました。
 ドル円は限られた範囲の上昇下降をくりかえし、結果、レンジ相場になります。結局、ドル円は149.322円で、9月の相場を終えました

 8月の米個人消費支出(PCE)価格指数は食品とエネルギーを除くコアベースで、前月比で2020年終盤以来の小幅な伸びにとどまっています。連邦公開市場委員会(FOMC)が次回会合で利上げを見送る根拠を強めそうだ。と報道されています。
  インフレ調整後のサービス支出は前月比0.2%増。輸送と娯楽がけん引した。財への支出は0.2%減と、これは3月以来のマイナス。自動車と家具の購入が減少しました。
 賃金・給与が加速した一方、個人消費を支える実質可処分所得は2カ月連続で前月比0.2%減少しており、上昇する金利の支払いも家計を圧迫しています。  貯蓄率は年初からの数値が上方改定されたこともあり、8月は3.9%と、8カ月ぶりの水準に低下しています。
 ブルームバーグの算出によれば、住宅とエネルギーを除くサービス業の価格指数は前月比0.1%上昇した。米金融当局が注目するこの「スーパーコア」サービス価格指数は2020年以来の低い伸びです。
これをうけて、29日の米株式市場ではS&P500種株価指数が反落しました。
 為替は、ドルが軟調。米政府機関閉鎖で金利や経済成長の先行きが不透明になるとの懸念が重しになったほか、コアPCE価格指数の鈍化で追加利上げ観測が後退する様子です。

 9月のFOMCと日銀会合の政策金利と、大きな節目を迎え、今週は、GDPや住宅価格、このPCEデフレーターという数字の発表でどう動くか?とおもいまいしたが、結局、大きくかわらず、という状況で10月を迎えることとなりました。ドル円は150円に達することもなく、為替介入もありませんでした。

それでは、10月はどう動くのでしょうか?
149円の半ばをずっときているドル円の動きはこれからどちらの方向にむかうのでしょうか?
 これからドル円は155円まで上昇し、そこで為替介入が入ると、予想する人もいます。
 しかし、私はそこまでいかないで、150円を一時越えても、次第に下がっていくものと思います。
 去年には、ドル円は170円まであがると、公言していたユーチューバーもいました(全然そうなりませんでしたね)
 今はそのことにはまるで触れませんが。

初心者は利益をあげたいので、いろんな人の意見を参考にして、トレードに活かしたいと思います。こうだ!という意見に耳を貸しがちです。
でも、目立つことをいう人はそのあとの責任をとりません。
今の相場って、みんなわからないのです。プロも様子を見ています。

 高い金利の継続は、経済にとってマイナスです。株価はさらに下がります。雇用が好調でも、アメリカの倒産件数は増えています。ヨーロッパも中国も悪いのにアメリカだけ好調のわけにはいかないのです。銀行の爆弾も春のシリコンバレー銀行から、実は改善はされてません。
 それでも、年末、クリスマスに向けてはあげて行きたいアメリカです。
来年はいよいよ大統領選挙です。できれば、1回ここで爆下げして、膿をだしてから全力回復がしたい、経済界なのです。
 落ちるときは全部下落します。株価も金も仮想通貨も、ドルも同じです。
10月は例年、好調の上昇月なのです。今月、下落してほしくない勢力と、ここで下落してから上昇したい勢力が入り混じっています。
どちらにころぶのか、
 様子見の相場が続きます。


*私は、いまは、ドル円ではなく、豪ドルと中国株式(香港)に注目しています。

2023年10月最新版 4日配信分

日銀為替介入 実施!?


 10月に入り、ドル円は149円台で上下しています。150円にせまりながらも、日銀の為替介入を警戒してか、149.7円~149.8円台を微妙に動いています。
 アメリカの債務問題から、公機関の閉鎖が取りざたされていましたが、直前につなぎ予算の通過で、問題が解決した 2日、アメリカ株価はすこし持ち直しました。経済指標も無事に発表されます。
「9月ISM製造業景況指数」は 予想よりも高い 49(予想47.7)でした。アメリカ経済は強く、金利上昇を後押しします。
 3日、とくに大きな経済指標はありませんが、深夜の「86果たして、ドル円は下がり149円以下になるのか、それとも、150円を試すのか?
3日23:00
8月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 前回882.7万件 (892.0万件) 今回961.0万件(予想880万件)
大幅な増加です!

すぐにドル円は上昇します。149.886円から150円へ、
しかし、149.989円、ここで上下を小さく繰り返します。あきらかに、為替介入を警戒した動きです。
しかし、少しづつ上昇します。150.05円あたりにくると、明らかに上昇の動きが顕著になります。まるで、「介入なし」、とみたのか150円台をドル高方向に動きだしました。
156.163円まできたところで、下がり始めます。
利確のさげかな、とおもっていると、150円をきってさがりはじめた23:15に、一気にドル円は下降をしていきます。
 この動きは「為替介入だ!」と直感しました。去年、何度も見た、相場の動きです。(☜ 痛い目にあったドル円の下げです)
   147.315円まで落ちると、ここからまた上昇、戻ります。
投資家たちの強い買いが入ってきます。
149円台に戻ると、また上下にうごきます。148.5円あたりで、また下がります。あきらかに、損切りと、利益確定の売り、ショートが入ります。
 下がった金額は2、7円ほど、今回はさほど大きな介入ではなかった、と個人的には思います。「150円を超えると叩くよ」というメッセージが感じれる、為替介入でした。
 アメリア経済の強さは、金利の上昇をまねきます。あきらかにドル高です。それはこれからも続きます。円安はかわりませんから、また150円を試す動きが始まります。第二ラウンドの開始です。
 去年とおなじように、投資家と当局の戦いがはじまります。

今回の為替介入で、私は利益を得ています。それはなぜか、それは去年の経験があるから、値動きに合わせてトレードできたからです。
 でも、はじめての初心者は無理です。やけどをしますので、どのように動くのかを見守りましょう。投資では経験がものをいいます。今回、もしかして損切りさせられた人は、その経験を活かすことを考えて下さい。
 今回の介入はさほど下げていません(去年にくらべて)、だから、これは介入ではないのでは、という人もいますが、大口の利確ではここまでさげません。また、日本時間でなく、ニューヨーク市場の時間だから、違うのではという意見もありましたが、去年も、同じようなことがありました。日米の協力です。150円越えはアメリカ政府にとっても、良い影響はないのです(正直、あまり詳しくない人がコメントしているなあ、と思いましたね)
今回は、あいさつ程度の神田財務官の介入です。実弾はまだたくさんあります(介入用のドルのこと)
 本番はこれからです。気を付けましょう。

*詳しい展開と、対処の動きは次回に詳しく話したいとおもいます。

2023年10月最新版 10日配信分

中東危機!?

 イスラエルにガザ地区のハマスが奇襲攻撃をかけて、大勢の死傷者がでているというヘッドラインが流れてきました。中東で戦闘が始まりました。
この衝撃的なニュースが相場の世界にどういう影響を与えるのか、今回は見ていきたいと思います。
 まず、そのまえに10月6日金曜日には、ドル円相場に影響を与える、雇用者数、失業率の発表がありました。
その動きを先に確認します。
6日21:30
9月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回18.7万人 (22.7万人) 今回33.6万人(予想17.0万人)
米国9月失業率 前回3.8%  今回3.8%(予想3.7%)
米国9月平均時給(前月比)前回0.2%  今回0.2%(予想0.3%)
米国9月平均時給(前年同月比) 前回4.3%  今回4.2%(予想4.3%)

雇用者数が大幅に増加しました。
ドル円はすぐにドル高に上昇します。
148.928円から149.338円に上昇しました。そして、さら
149.535円までにつけます。しかし、そこをピークに下がり始めます。
その後は、149.038円まで下がります。
 結局、先週は149.210円でドル円相場は終了しました。

 確かに、急激なドル円の上昇は政府の為替介入を招きますから、その警戒感があるのは、わかりますが、雇用者数が倍近くなる、発表なのに、150円に到達することもありませんでした。
 これはやはりドル買いポジションがたまりすぎているからなのでしょう。市場もさらなるドル高よりも、ドル安に見ているのは明らかです。

 そして、上記のイスラエルでの戦闘勃発です。日曜日をはさんで、
月曜日は、日本もアメリカも休場でした。

 でも、相場は動きます。
 窓を開けて始まった月曜のドル円は円高、ドル安に動きました。
紛争時の安全通貨としての円が買われ、ドルはアメリカの二人の銀行総裁たちの、金利利上げ終了てきなハト派の発言を受けて、ドルは下がりました。

 もちろん、紛争時の傾向である、金価格は上昇、地理的にも重要な、原油も上昇です。
 日本では株価が大幅に上昇しました。
遠く離れた日本の市場にお金が移動、特に石油関係の会社が買われています。
 いま、イスラエルとアラブが大変なことになっていますが、それとは別に、経済、相場は動きます。
 原油があがれば、円安の日本は困ります。(円安)アメリカも価格上昇で、インフレが上がります(ドル高)
 ドルも円も安全通貨です、とくに戦争時のドルは強いです(ドル高、円高)いろいろな思惑と要素で相場が動きます、あとから理由付けはできますが、こういう時はほんとうにどうなるかわかりません。
 今後、イスラエルとハマスの戦闘が、イランとアメリカの戦争(代理戦争もふくめ)になれば、大変です。またブラックスワンの登場です。

 初心者はこういうときに、どうやって利益を上げようか、トレードしようかと考えがちです。そして、たいていトレードして損失を膨らませます。
 では、どうするればいいのか?

 私の場合は、、、タッチアンドゴーで、利益をとったらすぐに利確して離れます。
また、やりにくドル円ではなく、分かりやすいほかの通貨ペアを選んでトレードします。そしていまは、私はCFDの商品相場での取引をしています。

 イスラエルが予備役の兵士を招集しているという報道があります。さらに大きな戦争になることが予想されます。ロシアとウクライナの戦争も続いています。
 戦争は戦争を呼びます。北朝鮮、中国と台湾、インドの国境、アフリカと火種はたくさんあります。大変に心配です。

 世界と経済がどう動くのかよくみてから動きましょう。

26日配信分


久しぶりの配信です。
個人的に、2週間ほど、資格試験の為に配信をお休みしていました。
すいません。それでは、再開です。

 ドル円はこの2週間ほど、どう動いたのでしょうか?
それは、ほぼ動きませんでした。149円台での高めで移動が続き、下がっても148円を大きく割り込むこともなく、150円に近付くほどに、介入警戒とおおきなオプションにはばまれて、それ以上の上昇をすることができませんでした。
 ドル円はトレーダーからすると、まったく魅力のない展開でした。
そして、世界では、皆さんもご存じのように、イスラエルとハマスの紛争が続いています。ただ、これもガザ地区の空爆がつづきますが、各国の調整でパレスチナ紛争から中東戦争への拡大という、最悪のシナリオをなんとか回避しています。今は人質の解放という局面に集中しています。このあと、イスラエルのガザ地区へに地上進行がどのくらい行われるかで局面は変わってきます。投資の判断はこの後でよいでしょう。
 そして、26日の朝に、ドル円は越えれなかった150円に到達しました。昼には150.475円まで上昇しました。
 ここで、どうして日本政府の介入がないんだ?と思った人も多いと思います。ドルの上昇は、もちろん中東の紛争によるものと、債券市場の金利の上昇です。(この債券の動きがよくわからない人は必ず勉強してください)つまり投機的な動きではなく、自然な市場の動きなのです。日銀も、強い介入条件がないのです。
 とはいえ、150円オーバーはかなりの不都合を起こす価格です。
昨年の為替介入を経験していない初心者に言えることは、このあと、さらにドル円は上昇すると、もしかして介入はないのかも?とおもって油断したところで、介入があることを知ってください。
 26日は夜に、GDPの発表がありますし、27日はPCEデフレーターの発表、そして月末には日銀会合があります。これからドル円は大きく動きます。
 ともかく初心者は月末にかけての大きな変動に巻き込まれないように注意することです。

あと、仮想通貨(暗号通貨)は大きく上昇しました。
8月に、仮想通貨を買うことをおすすめしましたが、あんまり読まれていませんでした。それでもそれを読んで興味を示し、買った方、おめでとうございます。
 ビットコインを含め主要な仮想通貨はこれから、どうなるのか?
おそらくまた調整にはいり、少しさがるかもしれませんが、今回、基準のラインを上抜けていきましたから、来年の本格上昇に向けて、さらに買い増しをしていくことをお勧めします。

 29日配信分

ドル円は150円を越えて上昇しました。が、27日には149円台にさがり、どんどん値を下げています。
 まずは直近の経済指標を見てみましょう。
10/26木21:30 
米国7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
 前回2.1%  今回4.9%(予想4.5%)
10/27金21:30 
米国9月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
前回3.5% (3.4%) 今回3.4%(予想3.4%)

26日発表のGDPは、予想を超えて高い数値でした。
ドル円は150.371円から上下に振れた後、次第に下降していきました。その後、上昇に転じましたが、150.501円を最高に、それ以上、上昇することはありませんでした。
 27日にはいると、ドル円はドル安方向に動き出し、そして、夜の「PCEデフレーター」の発表はほとんど動きませんでした。
 ほぼ、予想通りの数値でしたが、それにしても動かず、その後、下降していき、149円台に入ります。結局、ドル円は今週の価格を149.595円まで下がって、終了しました。
 ドル円だけみていると、わかりずらいですが、ドルインデックス(DXY)を見ると、ドル自体の動きがわかります。
 26日のGDPの結果は大きく上昇するはずの数値が、さほど上昇しませんでしたし、27日のPCEデフレーターは予想通りとはいえ、下降してきました。
 マーケットがドル安方向に目線を向けていることは確かです。
最近のドルの高値は、債券市場の金利の高さからきています。金利の高さは経済に悪影響を与えます。アメリカ株式が下がるのもそのためです。アメリカの経済が底堅く強いために、インフレもさほど落ちないですが、高金利が続けば、必ず落ちます。なにより、経済が本当に失速しては元もこうもないのです。金利を下げたいのはFOBも一緒なんです。
 31日には日銀会合があります。YCCの撤廃やら、また観測報道が飛び交っていますので、円高方向(ドル円は下がる)に進むことは間違いなく、もしも、実施があれば、大きく円高ポジションをとります。
 しかし、またいつものように、変更なしの発表なら円は売り戻され、ドル円は大きく上昇するでしょう、そして、150円を越えても大丈夫と思われていますから、さらに上昇して、このときに日本政府の為替介入が起きます。この流れ、実は去年の為替介入と同じ構図なんです。
 初心者はこの流れに巻き込まれないようにしましょう。
本当は傍観しているほうがいいのですが、初心者ほど、利益をとりたくてポジションをとります。
 くれぐれも、ロットを小さくして、ゲーム感覚でおこなうことです。ストップロスをつけないと、やけどをします。
 まだまだ初心者が安心して利益を得やすいフェーズではないことを理解しておいてください。
 月末フオローにも注意が必要です。
 そして11月のFOMCが1日の深夜にあります。
 大きく動く一週間になりそうです。




柔軟に頭の中を入れ替えて最新の情報を仕入れましょう、相場で生き残るためにとても必要です

<この「ひじきのFX]では経済指標のファンダメンタルを中心に、ドル円などの動き、相場の方向性をおしらせしています。相場の方向性を間違わなければ、勝ちやすくなります。なにより、短期に逆張りになり含み損を抱えても取り返すことが出来ます。この方向性を間違えると大きく損切りをして退場の憂き目をみることになります。テクニカルについては、動画をみて(ユーチューブなど)勉強した方が身に付くので、ここでは解説していません>


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